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イオンフィナンシャルサービスの台湾子会社が粉飾決算
9月13日 20時5分

イオンフィナンシャルサービスの台湾子会社が粉飾決算
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イオン銀行などの持ち株会社「イオンフィナンシャルサービス」は台湾でクレジットカード事業などを行っている子会社が赤字決算を免れるため、利息収入を水増しするなどして長年、粉飾決算を続けていたと発表しました。

発表によりますと粉飾決算を続けていたのは「イオンフィナンシャルサービス」のグループ企業で台湾でクレジットカード事業などの金融サービスを行っている2つの子会社です。
この2社は2002年ごろから利息収入を水増ししていたうえ、現地の役員1人が、会社の金を着服していたということで不正に計上した利益は日本円にして合わせて29億円にのぼるということです。
「イオンフィナンシャルサービス」は海外では12の国と地域で金融事業を展開していますが、台湾はイオンの店舗が撤退した影響もあって業績が振るわず、当時の社長らは赤字決算を免れるために粉飾したということです。
この不正はことし7月にグループが行った監査で明らかになったということで、会社側では月内をめどに外部の弁護士などによる「第三者委員会」を設けて、さらに調査するとしています。
イオンフィナンシャルサービスは「台湾での事業は大幅に縮小することも含めて抜本的に見直し、再発の防止に努める」と話しています。

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