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【モータースポーツ】【WRC】オジエが首位奪取 ランク2位のヌービルに9ポイント差以上で戴冠2013年9月14日 8時46分 第10戦オーストラリア・ラリーDAY2
【コフスハーバー(オーストラリア)古賀敬介】世界ラリー選手権(WRC)第10戦オーストラリア・ラリーは13日、当地でDAY2を行い、本格的な競技に入り、SS(スペシャルステージ=競技区間)10まで終えてS・オジエ(フォルクスワーゲン=VW)が首位に立った。20秒差でM・ヒルボネン(シトロエン)が追う展開。オジエは初タイトルに向けて視界良好のスタートを切った。 ◇ ◇ ◇ 森林地帯で本格的なSSがスタートした。13日のSSはサービスパークが置かれるコフスハーバーの南側に広がる3本のコースを各2回走り、最後にコフスハーバー中心部でスーパーSS2本を行う計91.34km。路面はドライで、マシンの後方からは土煙がもうもうと立ちのぼる。 今回、ヌービルに9ポイント差をつければ初王者が確定するオジエは、気合が入った走りで滑りやすい未舗装を疾駆。8本のSSのうち、最後のスーパーSS1本を除く7SSでベストタイムをマークした。オジエはSS3で総合1位に浮上すると、その後難なく首位をキープ。「まだ全開では攻めていない。無理はしていないよ」と余裕たっぷりだ。しかし「あと2日も残っている。何が起こるか分からないから集中力を失わないようにしなければ」と慎重な姿勢を示した。 ヒルボネンは、スポット出場のチームメート、K・ミークと2位の座を激しく争った。ミークがシトロエンDS3WRCでWRCイベントに出場するのはまだ2回目。移籍2年目、今やエース格のヒルボネンとしては負けるわけにはいかない。ミークはスーパーSSで4位に順位を下げ、まずはヒルボネンが有利な立場に立った。 オジエの戴冠を阻止しなくてはならない立場のヌービルは、午前中のSSでマシンのセッティングが合わず一時は6位までポジションをダウン。だが、午後のSSでスピードを取り戻し、3位まで順位を挽回した。 ヌービルは「僕の目標は選手権2位を守ることだ。今回はとても難しいラリーだから慎重にいく。オジエのことは考えないようにしている」と、極めてクール。ただし、2位ヒルボネンとの差はまだそれほど大きく開いておらず、4戦連続で2位を得る可能性はまだ十分にある。 PR情報
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