【WGP】ヤマハ、新システムを投入　ロッシ、ロレンソともに好感触

　【ミサノサーキット（イタリア）遠藤智】ロードレース世界選手権（ＷＧＰ）第１３戦（モトＧＰ以外は第１２戦）サンマリノＧＰは１３日、当地で開幕したが、ヤマハは今年８月にチェコのブルノでテストを開始した新システム「シームレス・ミッション」を今大会に投入すると発表。同システムはホンダがＦ１で開発した技術でシフト操作のショックがない独特なもの。ホンダは１１年にモトＧＰマシンに装着、ドゥカティも導入済み。すでにブルノでテストしているＶ・ロッシは「とてもスムーズでレースでは大きな効果がある」と大きな効果に期待。Ｊ・ロレンソは「まるでスクーターに乗っているようだよ」と、その操作性を絶賛。初日フリー総合はロッシが３番手、ロレンソ４番手と上々のすべり出しだった。