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【モータースポーツ】【F1】ドメニカリ代表、「内輪もめ」の不安一掃 ライコネン、アロンソの強力ツートップ心配ない2013年9月13日 8時47分 チームの利益が最優先F1のフェラーリは11日、現ロータス所属のキミ・ライコネン(33)と2014年から2年間の正ドライバー契約に合意したと発表。来季からフェルナンド・アロンソ(32)とともに、2人の元チャンピオンを擁する強力ラインアップが誕生した。ライコネンは07年から3年間フェラーリに在籍しており、5年ぶりの跳ね馬復帰。実力伯仲のエース2人をそろえることで、チーム内バトルが過熱することも懸念されるが、ステファノ・ドメニカリ代表(48)は「フェラーリのドライバーはチームの利益が最優先だと理解している」と不安の声を一掃した。 ◇ ◇ ◇ シーズン途中から大きな注目を集めていたライコネンの来季所属先が決まった。チームは移籍初年度の07年に初めてタイトルを獲得し、09年まで所属したフェラーリ。これで来季は05&06年王者のアロンソとともに、2人の元チャンピオンを擁する黄金コンビが誕生。フェラーリが2人のチャンピオン経験者を迎え入れるのは、1953年のA・アスカリさんとG・ファリーナさん以来61年ぶりのことになる。 ライコネンは早速、フェラーリの公式メディアサイトで「成功に満ちた3年間を過ごしたマラネロ(フェラーリ本拠地)に戻ってくることができて本当にハッピーだ」と喜びのコメントを発表。そして「フェルナンドとともに跳ね馬をドライブする日が今から待ち遠しい」と新たなチームメートに手を差し伸べたが、これまでエース格だったアロンソの反応は実に微妙。「フェリペ(マッサ)のような素晴らしいチームメートにサヨナラを言うのはつらすぎる」と元同僚に未練を募らせる一方で、ライコネンについては「新たな旅仲間の加入を歓迎したい」と表現。親しみを込めてライコネンの名前を挙げる記述はなく、ある程度距離感を保ったような印象だ。 今から20年以上も前にマクラーレンがA・セナさんとA・プロストさんの確執に悩まされたように、2人の大エースを並べるのは一長一短。最悪の場合は激しい内輪もめによって、チームそのものが空中分解しかねない。しかしドメニカリ代表は「開幕の時点では対等の条件で走ってもらうし、キミを選んだからといってフェルナンドを排斥するわけではないから心配はいらない。それにフェラーリでは個人ではなく、チームが最優先だということをみんな理解している」と断言。「キミとフェルナンドは今のF1で最高の組み合わせ。サッカーに例えれば、強力なフォワードを何人もそろえるようなもの。ライバルチームのファンはおびえていることだろう」と今回の契約を自画自賛した。 またライコネンは09年までのフェラーリ在籍時代、プロモーション活動の多さに不満を漏らしたとされるが、この点の不安も一蹴。「さすがにイタリア語での冗談を求めたり、ピエロを演じろと命じたりするのは無理だろうが、キミのクールなスタイルは若いファンの間で支持率が高い。その点はスポンサーも十分に承知している」と代表は続け、今回はライコネンの“オレ流”も受け入れる構えだ。 PR情報
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