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中部電力 電気料金値上げ申請へ9月14日 4時10分
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浜岡原子力発電所の運転停止などで、今年度の業績が3年連続の赤字の見通しとなっている中部電力は、財務基盤を立て直すため、来年4月からの電気料金の値上げを政府に申請する方針を固めました。
東京電力福島第一原発の事故後、中部電力は政府の要請を受けて浜岡原発の運転を停止し、代わりに稼働が増えた火力発電所の燃料費の増加で、今年度の業績は1100億円の経常損失を見込み、3年連続の赤字となる見通しです。
このため中部電力は先月、労働組合に従業員の給与の削減を申し入れるなどコスト削減を進めてきましたが、財務基盤を立て直すため、来年4月からの電気料金の値上げを早ければ10月にも政府に申請する方針を固めました。
また、昨年度は25円だった株主への中間配当を今年度は見送る方針です。
中部電力は今後、具体的な値上げ幅の検討を急ぐことにしていて、値上げが認められると東日本大震災以降、全国10の電力会社のうち7社が電気料金を値上げすることになります。
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