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【芸能・社会】中島健人 東京五輪本気で目指す 主演作「銀の匙」撮影現場を公開2013年9月14日 紙面から ジャニーズ事務所のアイドルグループSexy Zoneの中島健人(19)が主演する映画「銀の匙(さじ) Silver Spoon」(来春公開予定)の撮影現場が13日、北海道帯広市の帯広競馬場で公開された。農業高校の馬術部員役の中島は、初挑戦した馬術の魅力にぞっこん。競技経験者も絶賛する上達ぶりで、報道陣から競技続行を勧められると「東京五輪、本気で目指しますよ。ライバルは法華津(ほけつ)さん!」と大きな夢をぶち上げた。 本作は累計1000万部超という荒川弘さんの人気マンガを初実写化。中島は農業高校の酪農科学科で成長していく八軒勇吾を演じる。女優広瀬アリス(18)が演じる同級生・御影アキに恋心を抱き、同じ馬術部に入るという設定のため、中島と広瀬は4月から馬術の特訓を積んできた。 八軒は慣れない馬の扱いに苦労する不器用な役柄だが、中島本人は抜群の運動神経でスイスイ上達。競技で使う高さ約80センチの障害を跳び越えられるようになった。「(障害の)バーを恐れちゃダメ。自分が恐れてると馬も跳んでくれない」とコツを説明し、「初めて跳べたときはイシンバエワの気分。すごく気持ちいい」と、ロシアの女子棒高跳び女王を引き合いに出して目を輝かせた。 馬術指導にあたった元国体選手の小師史也さん(23)が「(団体競技の)戦力として使える。短期間でここまでできるとは筋がいい」と絶賛するほど。中島は「本気でやってみたいと思えるくらい、馬術を好きになった。自分の特技にしたい。時代劇にも生かせるし、ライブに使ったら面白そう」というタレントとしての展望とともに、「大会にも出てみたい」と選手目線の思いを明かした。 くしくも2020年の東京五輪開催が決まったばかり。報道陣がジャニーズ初の五輪選手を目指しては?と尋ねると、「それ、めちゃくちゃカッコイイですね! まずSexy Zoneとして開会式で歌って、『じゃ、おれ、競技あるから』って…。超カッコイイ!」と、大興奮でまくし立てた。 馬術では1964年の東京五輪、2008年の北京、昨年のロンドンに出場した法華津寛選手(72)が、早くも最年長出場への意欲を明かしている。それを聞いた中島は「おれのライバルは法華津さんでいきましょう!」と53歳差対決まで宣言した。 ジャニーズきっての王子キャラだけに、白馬にまたがる姿の美しさは金メダル級。「いや、でもそんな甘くないですよ」と現実を見据えながら、「…この取材がきっかけで、本当に目指しますよ?」と、7年後の奇跡に思いをめぐらせていた。 ◆競技人口5000人オリンピックの馬術は、障害を跳び越える「障害馬術」、馬を正確に美しく運動させる「馬場馬術」、その2つに耐久競技を合わせた「総合馬術」の3種目がある。日本馬術連盟によると日本で騎乗者資格を持つ競技人口は約5000人で、08年の北京は6人、昨年のロンドンは8人が出場した。選手は馬を所有していなければ乗馬クラブや馬主と話をつけるなど、自身で馬を手配することも必要になる。 ◆帯広も大好きに本作は十勝地方の帯広市内を中心にした北海道でのオールロケで、16日にクランクアップを迎える。東京出身の中島は、2カ月滞在した十勝に「空は広いし豚丼はおいしいし、本当にいいところ。第2の故郷です」とほれ込んだ様子。 「十勝川が見える温泉があるんです。そこで草木に囲まれながら全裸でいる幸せ…。開放的で…」とうっとりした表情で語った。帯広競馬場で撮影された、体重約1トンの馬がそりを引く「ばんえい競馬」にも「最初は『遅っ』と思ったけど、坂を上がる迫力は尋常じゃない。感動ものです」と驚いていた。 PR情報
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