開城の製品、韓国産と認定 中韓FTA交渉で合意【ソウル共同】韓国と中国は12日までに北朝鮮地域に韓国企業が進出して運営されている南北経済協力事業の開城工業団地で製造した製品を、締結交渉中の自由貿易協定(FTA)で「韓国産」と見なし、韓国企業が中国へ輸出する際に関税の減免対象にすることで原則的に合意した。 韓国が既にシンガポールなどと結んでいるFTAでは開城の製品を韓国産として扱えることが定められている。しかし北朝鮮の人権状況などに懸念を持つ米国とEUは対韓FTAで、別途の合意をするまでは韓国産と認めない姿勢をとっており、韓国の「大口」のFTA相手としては中国が初めて韓国産と認めることになりそうだ。 【共同通信】
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