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汚染水、浄化して海洋放棄すべき~専門家
福島第一原発の汚染水問題で、東京電力に専門家として招かれたレイク・バレット氏は、汚染水の最終的な処理について、汚染レベルを基準値以下に処理した上で、いずれ海へ放出する必要があるとの認識を示した。
バレット氏は、アメリカのスリーマイル島原発事故で収束にあたった専門家で、13日、東京電力で開かれた「汚染水・タンク対策本部会議」に出席した。
その後の会見でバレット氏は、福島の汚染水問題は量や地形などからスリーマイル島原発事故に比べてはるかに困難だと述べた。また、汚染水は永遠にタンクの中にとどめておくのは不可能で、汚染レベルを基準値以下に処理した上で、いずれ海に放出する必要があるとの認識を示した。その上で、バレット氏は時間をかけて科学的リスクを説明し、国民がきちんと議論して、最終的な処分方法を決める事が必要だと強調した。
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