北朝鮮機関紙 平和的な南北統一を強調
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は13日、南北統一について、「祖国統一を武力に頼ったり戦争の方法ではなく、対話と交渉で平和的に実現するというのがわれわれの原則的な立場」と強調した。対話と交渉を通じた平和的な統一との原則を強調したのは、南北経済協力事業の開城工業団地の正常化や離散家族再会に合意したことで高まっている南北関係改善のムードをさらに盛り上げる意図があるとみられる。
同紙は「せっかくつくられた北南関係改善の雰囲気が引き続き高まり、朝鮮半島で恒久的な平和が保障され、平和的な統一が実現することを心から望んでいる」として、「北南関係を改善し、平和統一を実現するため、今後も意味のある努力をしていく」との姿勢を示した。
関連記事
- 金正恩体制の中心人物 軍大将に=総参謀長昇進か08-29 17:25
- 「韓日併合条約は違法 日本は清算を」=北朝鮮紙08-22 10:18
- 北朝鮮の党機関紙 南北関係改善を強調08-19 10:39
- 北朝鮮メディア 日本の憲法改正動きを非難08-11 16:23
- 北朝鮮 ナノテク投資拡大=専門研究員も数百人08-08 09:19
- 開城団地協議決裂の責任を韓国に転嫁=北朝鮮紙08-06 10:40
- 麻生氏のナチス発言は「再侵略の扇動」=北朝鮮紙08-05 16:20
- 北朝鮮機関紙 8月の韓米合同演習を非難07-21 17:03
- 北朝鮮で市場経済拡大の動き 大規模民間企業も登場07-21 15:59