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首相 来週福島第一原発視察へ9月14日 4時10分
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安倍総理大臣は、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題の現状を直接、確認したいとして、来週19日に福島第一原発を視察する方向で調整に入りました。
福島第一原発では、先月、タンクから高濃度の汚染水300トン余りが漏れ、一部が原発の港の外の海に流出したおそれがありますが、3週間以上たった今も原因は分かっていません。
こうしたなか、安倍総理大臣は、汚染水問題の現状を直接、確認したいとして、来週19日に福島第一原発を視察する方向で調整に入りました。
安倍総理大臣は、汚染水をためてあるタンクなどを視察するほか、東京電力の関係者などから、現在取っている対策などの説明を受けることを検討しています。
安倍総理大臣は、先にアルゼンチンで開かれたIOC=国際オリンピック委員会の総会で、汚染水問題について、「状況はコントロールされている」と表明し、これに対し、野党側からは、状況がコントロールされている根拠や今後の対応を国民に明確に説明すべきだという意見が出ています。
こうしたなか、安倍総理大臣としては、みずから現場を視察することで、政府が前面に立って汚染水問題の解決に取り組む決意を示すねらいもあるものとみられます。
安倍総理大臣が、福島第一原発を訪れるのは、就任直後の去年12月29日以来、2回目です。
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