UPDATE 1-独財務相、ユーロ圏債務危機懸念の再燃を否定
[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツのショイブレ財務相は4日、ユーロ圏は個々の国で起きていることに耐えられると述べ、ユーロ圏債務危機に対する懸念は再燃していないとの考えを示した。
ユーロ圏では現在、ポルトガルで政治不安が高まり、ギリシャに対する圧力が増大しているが、同財務相は「個々の国の政治情勢がユーロにとっての危機を意味しないほど、金融市場でユーロは安定していると見なされている」と述べた。
同相は、ガスパル・ポルトガル財務相の辞任は残念だとしたうえで、同相の辞任でユーロ圏の危機が再燃するとは思わないと述べ、後任のアルブケルケ国庫担当相と協調していけるとの見方を示した。
ギリシャについて、8日のユーロ圏財務相会合では、同国の財政再建に向けた進ちょく評価で前向きな報告が聞けるとの見通しを示した。ギリシャ政府は経済改革を「大きく前進」させたとし、経済指標に改革の効果が反映される可能性があるとした。
財務相会合ではギリシャに81億ユーロの融資を実施するか決定される。
ドイツ政府によるスペイン企業への融資提供や、南欧諸国で深刻化している若年層の失業対策への支援は、ユーロ圏債務危機への対応で緊縮路線を堅持してきたメルケル独首相のスタンスの変化との見方が出ていることについて、こういった見方を否定し「現在の政策はドイツの総選挙とは関係がない」と述べた。
© Thomson Reuters 2013 All rights reserved.