9月の月例経済報告は国内景気の総括判断を2カ月ぶりに上方修正した。設備投資が持ち直しの動きがあらわれ始めたことで、自律的な景気回復に向け前進したと判断した。
今回の総括判断と主な変更項目は以下のとおり。カッコ内が8月判断。
【国内景気】
◎総括判断〔↑〕2カ月ぶり上方修正
緩やかに回復しつつある
(着実に持ち直しており、自律的回復に向けた動きもみられる)
◎先行き
輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、家計所得や投資の増加傾向が続き、景気回復の動きが確かなものとなることが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている
(輸出が持ち直し、各種政策の効果が発現するなかで、企業収益の改善が家計所得や投資の増加につながり、景気回復へ向かうことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下押しするリスクとなっている)
◎個人消費〔↓〕10カ月ぶり下方修正
持ち直し傾向にある
(持ち直している)
◎設備投資〔↑〕2カ月ぶり上方修正
非製造業を中心に持ち直しの動きがみられる
(おおむね下げ止まっており、一部に持ち直しの動きもみられる)
◎輸出〔↓〕9カ月ぶり下方修正
このところ持ち直しの動きが緩やかになっている
(持ち直しの動きがみられる)
◎貿易・サービス収支 3カ月連続の表現変更
赤字は、おおむね横ばいとなっている
(赤字は、減少傾向となっている)
◎企業収益 3カ月ぶりの表現変更
大企業を中心に改善している
(製造業を中心に改善している)
◎消費者物価 3カ月連続の表現変更
エネルギーを中心に上昇しており、それを除いた基調としても底堅さがみられる
(このところエネルギーを中心に上昇しており、それを除いた基調としては横ばいとなっている)
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内景気、日経QUICKニュース
日経平均(円) | 14,404.67 | +17.40 | 13日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 15,366.34 | +65.70 | 13日 15:35 |
英FTSE100 | 6,583.80 | -5.18 | 13日 16:35 |
ドル/円 | 99.29 - .32 | -0.39円高 | 14日 4:30 |
ユーロ/円 | 132.06 - .10 | -0.44円高 | 14日 4:30 |
長期金利(%) | 0.725 | +0.005 | 13日 14:47 |
NY原油(ドル) | 108.60 | +1.04 | 12日 終値 |
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