米小売売上高:8月は過去4カ月で最小の伸び-予想も下回る
9月13日(ブルームバーグ):8月の米小売売上高は前月比で増加したものの、伸びは市場予想に届かなかった。
米商務省が発表した8月の小売売上高 (速報値)は、季節調整済みで前月比0.2%増と、過去4カ月で最小の伸びとなった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は前月比0.5%増加だった。前月は0.4%増(速報値0.2%増)に上方修正された。
ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズのユージニオ・アレマン氏は「消費者はゆっくりとではあるが、確実に購入を続けている」とした上で、「雇用および所得の伸びの面で改善が必要だ」と加えた。
売上高は主要13項目のうち8項目で増加。特に自動車ディーラーや電器店、家具店が伸びた。一方で建築資材や衣料品、スポーツ用品は売上高が減少した。
8月の自動車を除く小売売上高は前月比0.1%増と、前月の0.6%増から減速した。自動車ディーラーは0.9%増(前月0.5%減)だった。
原題:Retail Sales in U.S. Rose Less Than Forecast in August (2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Lorraine Woellert lwoellert@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2013/09/13 23:15 JSTニュース一覧
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