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      「警官発砲」1審取り消す判決

      7年前、川崎市中原区の路上で、パトロールカーから逃げようとした盗難車に警察官が発砲し、運転していた男性が大けがをしたことをめぐる裁判で2審の東京高等裁判所は発砲には必要性があったとして、神奈川県に賠償を命じた1審の判決を取り消しました。
      平成18年11月、川崎市中原区の路上で、当時33歳だった男性が運転する盗難車が、追跡してきたパトロールカーにぶつかって逃走しようとした際、当時43歳だった巡査長が盗難車に向かって拳銃を2発発砲し、男性の腹などに当たって大けがをしました。
      男性は、発砲は違法だったとして神奈川県と巡査長にあわせて550万円の損害賠償を求める訴えを起こし、ことし3月、横浜地方裁判所川崎支部が「一刻を争う状況ではなかった」などとして、県に35万円の支払いを命じ、県が控訴していました。
      13日の2審の東京高等裁判所で、判決の言い渡しが行われ、三輪和雄裁判長は、「盗難車が逃走すれば一般市民を巻き込む事故を起こしかねなかったうえ、巡査長自身にも身の危険が迫っていた」と指摘し、発砲には必要性があったと認め、1審の判決を取り消しました。
      2審の判決について、神奈川県警察本部の監察官室は、「当方の主張が認められたものと考えております」とコメントしています。

      09月13日 19時56分