トルコ検察当局「誤認逮捕だった」…邦人殺害
2013年9月14日(土)0時8分配信 読売新聞
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【ネブシェヒル(トルコ中部)=溝田拓士】トルコ中部のカッパドキアで新潟大4年栗原舞さん(22)(宮城県名取市出身)が刺殺された事件で、ネブシェヒル県の検察当局のトップ、オスマン・ギュラール氏は13日、報道陣の取材に対し、最初に逮捕した電気工のムスタファ・ディラベルさん(26)について「誤認逮捕だった」と認めた。
ギュラール氏は、〈1〉目撃された不審車と同じ赤い車をディラベルさんが所有している〈2〉車内に刃物があった――ことなどから、容疑者と判断したと説明。その後に拘束したファティフ・ウヤル容疑者(24)が自供し、ディラベルさんを釈放した。ナズミエ・エルドアン弁護士によると、捜査当局から謝罪はないという。