日付 | 時間 | 場所 |
9月13日(金) | 11:00 ~ 14:30 | 新宿 |
15:00 ~ 19:00 | 秋葉原 | |
9月14日(土) | 11:00 ~ 14:30 | 秋葉原 |
15:00 ~ 19:00 | 新宿 | |
9月15日(日) | 11:00 ~ 13:00 | 秋葉原 |
13:30 ~ 17:30 | 渋谷・原宿 | |
18:00 ~ 19:00 | 秋葉原 | |
9月16日(月) | 11:00 ~ 15:30 | 秋葉原 |
16:00 ~ 19:00 | 渋谷・原宿 | |
9月19日(木) ~ 9月22日(日) | 10:00 ~ 17:00 | Wargaming Japan ブース ( HALL 6 - S1 ) |
開発開始: 1931(昭和6)年
制式化: 1935(昭和10)年
1927(昭和2)年に「試製一号戦車」の開発に成功した日本陸軍は、積極的に戦車の独自開発に取り組み、八九式軽戦車を経て、1931(昭和6)年から本格的な軽戦車の開発に着手した。
完成した戦車の制式化年度が皇紀2595年であったため「九五式軽戦車」と命名された。
開発時のコードから「ハ号」とも呼ばれる。呼称は「キュウ・ゴ・シキ」である。
先進的なディーゼルエンジンを採用するなど、完成当時は世界でも一線級の性能を誇る優れた軽戦車であった。
重量 | 6.7トン(全備重量:7.4トン) |
乗員 | 3名(車長、操縦手、車載機銃手) |
車体長 | 4.3m |
全幅 | 2.07m |
全高 | 2.28m |
エンジン | 空冷ディーゼル直列6気筒 |
出力 | 120hp / 1800回転 |
装甲 | 砲塔前面・側面・背面 12mm、車体最大12mm |
主砲 | 九四式 / 九八式37mm戦車砲(砲弾数120発) |
最大速度 |
40km/h |
登坂力 | 30度 |
特徴:
中心軸から向かってやや左にオフセット配置された砲塔は、車長のみの一人用。
敵戦車以外の目標には砲塔右後ろの機銃を使用する。
九五式軽戦車は主に満州に配備され、日中戦争で大活躍したが、ソ連軍と激突したノモンハン事件では敵戦車に歯が立たず、甚大な被害を受けた。
太平洋戦争では快速を活かして緒戦で活躍するも、戦車砲の威力が弱く、中盤以降は戦闘力を喪失した。
それでも終戦まで各地で戦い抜き、日本の将兵を励ました。
九五式軽戦車は1935(昭和10)年に日本陸軍で正式採用された軽戦車です。
日本独特の年号である皇紀2595年に採用ということで、下二桁を取ってこのような名前になりました。
「キュウ・ゴ」式と呼んでくださいね。
ざっくりと、この「九五式軽戦車」のあらましを。
戦車がはじめて戦場に姿を現したのは、ちょうど百年前の第一次世界大戦のこと。
当時、日本にはまだ舗装道路なんかほとんどなくて、自動車メーカーもよちよち歩きを始めたばっかりでしたが、陸軍は戦車の独自開発という冒険に乗り出し、1927(昭和2)年には「試製一号戦車」を完成させてしまいます。
当時、こんな戦車の独自開発ができたのはごくごく一部の先進国だけ。
開発者の苦労は並大抵ではありませんでした。
試製一号戦車の開発で経験を積んだ日本の戦車開発チームは、次にさまざまな用途を想定して、新型戦車をつくりはじめました。
このうち軽戦車として開発されたのが、今回、東京ゲームショウのウォーゲーミング・ブースにお目見えする「九五式軽戦車」です。
開発コードを取って「ハ号」なんて呼び方もします。
ちなみに、ガルパンのバレー部チームでおなじみの「八九式中戦車」は「イ号」なんて呼び方をします。
九五式の性能は……
重量 6.7t
主砲 九八式37mm戦車砲
最大速度 40km/h
こんな感じですが、ちょっとピンときませんね。
だけど当時の世界水準に十分到達していたすごい軽戦車だと理解してください。
特にディーゼルエンジンを採用して、成功しちゃったのとか本当にすごい。
注目はちょっと中心線からずらしてオフセット配置されている砲塔です。実はこれ、一人用の砲塔なんです。
車長がこの中に一人で構え、敵を発見し、操縦手に指示を出し、狙いをつけ、砲弾をこめて攻撃するのですね。車長は大忙し。
また、砲塔の斜め後ろに突き出した機銃にも注目。
これで後ろからくる敵を狙い打つのかな?
いえいえ、そうではありません。
戦車の砲弾は装填作業が大変だし、すごく高い。
一発の値段は、兵隊一人の月給ではぜんぜん足りないほど。
なので、敵が戦車じゃなければ、車長はこの砲塔をぐりんと回して機銃を使うんですね。
九五式戦車は太平洋戦争でも使われ、初期の戦いでは大活躍をしました。
さすがにTier IIIクラスの敵戦車には歯が立たなくて苦労したけれど、終戦まで各地の戦場で頑張りぬいています。
まだ『ワールド・オブ・タンクス』には登場していないけど、きっといつの日か登場してほしい。
その日の前に、ぜひぜひ皆さん「九五式軽戦車」の雄姿を見るためにも、ウォーゲーミングの展示ブースに足を運んでくださいね。