悪徳大家は敷金詐欺師!?

~敷金返還を求めとことん戦います!!~

入居から退去に至るまで、そしてまだ返還されない敷金の行方について書いています。
  大家と私達の戦いっぷりをストーリーにしてみました。
  NO1(一話)から読んで頂ければ大家の変人っぷりが楽しめます。


テーマ:

更新が随分遅くなってしまいましたあせる


7月3日裁判所に行ってきました叫び



私達が法廷に入ると


法廷には裁判官の姿もなく女性の事務官が一人だけど着席していて


法廷はシーンと静まりかえっていました。


傍聴席にはポツンと一人年配の男性が着席しており


なにやら見覚えのある後ろ姿と言うより、見覚えのある後ろ髪でした。


そう、大家の弁護士が座っていました。



相変わらず、髪はボサボサで、やはり一箇所だけ髪の毛がタラーーンと伸びていました。


なんで一箇所だけ髪の毛が伸びているのか少し気になる私。


まるで、鼻毛が一本だけど10cmも伸びているような感じの髪型。


大家の弁護士はその髪型にこだわりを持っているのかな?


そんな事を思いながら傍聴席に着席する私でした。



そして、私達が傍聴席に着席すると


奥から裁判官と司法委員のおじさんが出てきて


それぞれの席に着席をしました。



そして、裁判官がいつも通り、資料の確認をして


「それでは、話し合いをして来て下さい」と言いました。



私達は司法委員のおじさんについて別室へと向かいました。


今回も最初に司法委員の人と話をするのは大家の弁護士からでした。


私達は廊下の椅子に腰をかけ私達の番になるのを待ちました。



5分くらいすると大家の弁護士が部屋から出てきました。


そして、私達は大家の弁護士と入れ替わりで部屋に入りました。



部屋に入り着席すると


司法委員のおじさんが話しだしました。


(今回も私達の話は聞いてくれないのか・・・・)そんな事を思いながら


司法委員のおじさんの話を聞いている私達でした。



すると司法委員のおじさんが


「今回提出してくれた意見陳述書だけど、わかりやすく書かれていましたねニコニコ ザックリ目を通したからねニコニコ まだ一字一句までは、ちゃんとは読んでないけど ザックリ読んだだけでよくわかりましたからねニコニコ


・・・・って、ヾ(・ε・。)ォィォィ やっぱり、ちゃんとは読んでくれてないんじゃんショック!


私達がどんな思いでその資料を作ったと思ってるんだよあせる


お願いだから、ちゃんと読んでくれよビックリマーク と、心で叫ぶ私叫び



そして、司法委員のおじさんが

「この意見陳述書を見て、あなた方の思いもわかりましたからねニコニコ

と、言ってくれました。



確かに、前回の話し合いの時は


まるで訴えをおこしている私達のほうが悪者のような扱いをされたけど


今回は何か違うような気がする。



司法委員のおじさんの表情も前回より明るい感じだし


しゃべり方も前回は偉そうなしゃべり方だったけど


今回は優しいおじさんに変身している感じはする目



しっかり読んでもらえていない私達の意見陳述書で何かが変化したのは確かだ。


なんとなく、そう思えた私達でした。



そして、司法委員のおじさんは慰謝料はやっぱり難しいと言いました。



今回の敷金返還を求める大家とのやり取りで私が「パニック障害」になったと立証するには


病院の診断書だけでは難しいと言うのです。


誰もが、私と同じような仕打ちを受けて間違いなく「パニック障害」になると証明されれば


慰謝料の請求も出来なくはないけど・・・


それを証明するのは相当難しいと言うわけです。



なんだか、慰謝料は面倒くさそうな雰囲気・・・・


まぁ~大家には慰謝料の請求でも争うぞパンチ!と言う姿勢を見せて


ビビラせただけでも良しとするしかないのかガーン


大家も少しは慰謝料の要求をされて精神的な苦痛を味わったに違いないだろうむっ


ちょっと残念な気はするが、慰謝料は諦める方向で考える事にした私達でした。


そして、敷金返還の問題ですが


司法委員のおじさんは


超過家賃については100%返還で決定ですと 親指と人差し指で○をつくり


笑顔で 「グー」 などと言っていました。


私は(そんなのは当たり前の事だろ)と心で思いましたが、


少し笑みを浮かべて「ありがとうございます」と言いました。



そして、クロスの件は


玄関、台所、洗面所、トイレ、クローゼットの中などの請求は認められないと


司法委員のおじさんは言いました。


またまた私は(当たり前だろビックリマーク)と心の中で叫びましたが


言葉にはせずにグッとこらえながら


「リビング、寝室の壁は打ちっぱなしなのでクロスは貼られてないんですよ汗


そう言いながら、部屋の間取り図を差し出しました。


そして、指をさしながら


「こことここの壁は前面打ちっぱなしで、リビングと寝室の仕切りは3枚引戸で仕切られているので

もちろんクロスは貼られてませんし、リビングには出窓、寝室側もベランダへ出る2枚のガラス戸もあり、

反対側は前面クローゼットの扉ですからクロスの部分はほんのわずかな箇所です。なので、大家が提出してきた、見積りの面積はおかしな請求だと思います。」


と、私が言うと


司法委員のおじさんは、その間取り図にしっかり目を通してくれました。


そして、フムフム・・・と私の話を最後まで初めて聞いてくれた気がしました。


それで司法委員のおじさんは


「さっき向こうの弁護士にも話をしたんだけどね、クロスが汚れていた証拠を出すように言ったんだけど、どうもクロスの写真はないみたいなんだよね~」


(あるわけないじゃん!)と私の心の声。


そして、私は 「だから、ちゃんと不動産屋を入れて立会いをしてくれれば良かったんですよ。クロスの写真がないのも、クロスの工事が早く行われたのも証拠隠滅する為だったと思いますよ。」


と、言うと、司法委員のおじさんは「まぁ~そこまで考えていたかどうかは、わからないけどねぇ~」


などと、のんきな事を言ってました。


それから、クロスの件とは別に大家が請求してきた


リビングと寝室を仕切る3枚扉の破損の件については


大家が見積りを出したのは、3月に入ってから


私達が退去してクロスなどの内装の工事が終わったのは1月20日。


どう考えても日付がおかしい。


それについては、確かに日付はおかしいが


大家が写真を提出して来ている以上、私達もそれについて


退去時に破損してませんでしたと言う証拠写真を提出しなければ


私達の負担になると言うのです。


「Σ(゚△゚;)エエエエエエ なんで?それもおかしいでしょうビックリマーク退去の時にそんな写真なんて撮ってないんですけど・・・まさか、こんな事になるなんて思ってもなかったですから・・・」


と、私が言うと


司法委員のおじさんは「皆、そう言うんだよねぇ~ まさかってねぇ~」


まぁ~確かに皆そう言うだろうけど・・・・


でもね!


「でも、この写真では、本当に私達が住んでいた部屋の物なのかどうかもわからないし、大家が修理の依頼をした日付も退去してから随分経ってからだし・・・・私達が出るときには、こんな傷はありませんでしたからビックリマーク」と頑張る私。


しかし・・・やはり証拠になる物の提出が必要になるらしい・・・・



って事で、次回までに何か証拠になるようなものを提出しなければ


私達の負担になってしまうらしいショック!



そして、私達の話し合いの時間は終了し、大家の弁護士と司法委員のおじさんと


次回の日程を決める為に裁判官のところへと移動する事になりました。



そして、次回までに用意する物の確認


大家側は、次回までにクロスの証拠写真を提出する事。


それから、3枚引戸が破損していた証拠をもっと提出する事。


例えば、退去の時に破損していたなら業者も見ているだろうから、業者が写真を撮ってるはずなのでその写真を提出する事。


(あるわけないじゃん)と心で笑う私。


そして、私達が次回までに用意する物は


同じく3枚引戸が破損していなかったと言う証拠の写真の提出・・・


(こちらもあるわけないじゃんしょぼん) と心で泣く私。


しかし、「はい。わかりました。」と答える私達しょぼん


と、言う事で次回の日程は8月7日(火曜日)に決定しました。


そして、裁判官が


「次回で最後になりますからねニコニコ 次回、和解で終わりにしましょう」


はぁ・・・・、まぁ~・・・・次回で最後ねぇ~


次回が最終回となりそうですが


果たして、どんな結末が待っているのやら


敷金はいくら戻ってくるのだろうか・・・・


そして、その3枚引戸の分の114,000円の負担は一体どうなるんだろう?


次回、ハラハラドキドキの結果が・・・・・・



長い長い戦いも いよいよ終わりを迎えようとしているのでした。



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