慰謝料の請求は難しいと説得された私達
司法委員の人がちゃんと資料を見てくれれば
まだ少しくらいは希望が持てるのではないかと
諦めきれない私達
しかし、慰謝料だけでは留まらず
続いて司法委員の人から飛び出た言葉とは
「それにねぇ~敷金だって戻ってくるかどうか・・・」
( ̄◇ ̄;)エッ 私達は部屋の中ではタバコは吸ってないんですよ
と、少し声を荒げる私。
すると「二人ともタバコは吸うの?」と聞いてくる司法委員のおっさん
「はい、二人とも吸いますけど、部屋の中では一度も吸ってません いつもベランダに出て吸ってましたから
その事は大家も知ってるんですよ
」 と私と主人
「へぇ~、雨の日も?」と聞いてくる司法委員のおっさん
まるで私達を疑ってるような言い方
「はい 雨の日も雪の日も寒いときも熱い時も
お客さんが来てもお客さんもベランダに出て吸ってもらっていました
」と私は少しムキになって言いました。
「ふ~~ん」 と言いながら資料をパラパラとめくる司法委員のおっさん
そして、「証拠はいっぱいあるみたいだけどねぇ~」と一言
そこで私の出番
入居の時の写真がこれで退去の時の写真がこれですと証拠の写真を指さす私。
「ふ~~ん・・・このマンションは築どれくらいだったの?」と聞く司法委員のおっさん
「私達が入居する時で築5年くらいでした」と答える私達
すると証拠の写真を見ながら
「築5年くらいでこんなに傷がついてたってわけ?」と首をかしげる司法委員のおっさん
まるで築5年でこんなにまで汚れないだろうと、私達が汚したとでも言いたげな様子
な・・な・・・なんなんだ
いったいこのおっさんは何が言いたいのだ
訴えてるのは私達なんだぞ
訴えてる私達が悪いのか 私達が嘘をついているとでも言いたいのか
全くどちらが被害者なのかよくわからなくなってきた雰囲気・・・
私は、見積りを出してこなかった大家が悪いと思ってるから私達は被害者だと思ってます。
そして私は司法委員のおっさんに
「大家が最初から不動産屋をいれてくれればこんな問題にはならなかったんですよ」
主人も隣で
「自分達が退去の立会いに行った時には、もうすでに見積りは終わってたんですよ」
すると司法委員のおっさんは
「ふーん、不動産屋は来なかったの? まぁ~普通は不動産が中に入ってやってくれるんだけどね~、あなた達も賃貸は初めてじゃないでしょ? だったらわかると思うけど・・・・」
だから さっきから言ってるじゃんか
と心の中で叫ぶ私
「不動産屋は一般媒介とかの理由で大家からの依頼がない限り立会いは出来ないって言われましただから大家が勝手に・・・」と言いかけると
司法委員のおっさんは
「まぁ~資料は見とくから それからちゃんと調べてそのルールに基づいて・・・」と言いかけたところで私も
「私達も散々調べました 東京ルールがある事も知ってます。賃貸紛争条例トラブルホットラインにも相談したし都庁の無料弁護士にも相談に行きました
その結果が裁判をおこしたほうが早いって言われたんです
」
司法委員のおっさんは
「へーそうなんだぁ~、相談に行ったのね、でも~相手のほうは弁護士もついてるしね~、まぁ~慰謝料は難しいけど敷金はちゃんと調べてからねっ」
この時点で時間はもう12時を過ぎていました。
司法委員のおっさんはチラチラと腕時計を見ながら
「じゃ~そうゆ~ことで ちゃんと資料も見とくし、ちゃんと調べとくからね
じゃ~今日はこれで」
と、言って大家の弁護士を個室に呼びました。
そして両者に「次回の日程を決めますからあちらに戻りましょう」と言い私達は先に部屋を出て法廷室の方へと向かい歩いていると
後ろのほうで大家の弁護士が
「ここはどこだ どっちに行けば良いんだ
ここがどこだかわからんぞ
」とブツブツ言ってるじゃありませんか。
ヾ(・ε・。)ォィォィ 本当に大丈夫なのか、この弁護士
個室と法廷室は同じ階で、歩いても30歩くらいだぜ・・・と、心で思う私でした。
法廷室に戻ると、もう終わっており、鍵がかかっていたので、また先ほどの個室に戻る事となりました。
個室に戻ると司法委員のおっさんは
「ちょっと待ってね、裁判長を呼んでくるから待っててくださいね」と個室の奥の扉を開けました。
なんと 個室の奥の扉は裁判長とか事務の人とかがいる部屋だったんです
そして、裁判長が部屋に入ってくると今日の事を私達の前で簡単に説明する司法委員のおっさん。
裁判長は「そうなんですかぁ・・・わかりました。」と言い次の日程を決めました。
そして裁判長が、「次回の時までに提出する物があれば提出してください。」と言われると
大家の弁護士が、ふてぶてしい態度と、ふてぶてしい口調で、私達の提出物について言い出しました。
「その資料はなんだ もっとわかるようにしろ
写真も一枚の紙にまとめるんじゃなくて
ちゃんと一枚一枚に、これはどの写真で、なんで提出したのか
ちゃんと説明も書かないとわからないだろう」と言い出しました。
司法委員のおっさんも、そうそうと言った感じで
弁護士と同じような事を言いました。
私は、なるほど! そうかと思い、「わかりました。次回までわかりやすくまとめて来ます
」と答えました。
私にとっては、とってもありがたい言葉だった
だって・・・・資料のまとめ方については自分でもこれでいいのかと悩んでいたからです
教えてくれてありがとう ラッキー
そして裁判長が大家の弁護士に「次回来る時までに被告側も証拠があれば提出してくださいね」と言うと
弁護士は(そんな事は言われんでもわかっとるわぃ)と言わんばかりの態度で
「はいはいはい」と言ってそそくさと部屋を出て行きました。
そして残された私達は次回までに準備する書類のことについて
司法委員のおっさんと裁判長にいくつか確認をしました。
この時、裁判長も「慰謝料の請求は難しいですよ。」と・・・
柔らかい口調で言われました。
司法委員のおっさんも「むこうは、弁護士もついてるしねぇ~・・・だからと言って弁護士をつけろとは言わないけど・・・・行政書士とか司法書士とかにも相談してみたら? 書類だけだと安くでやってくれる所もあるみただしねぇ~」
「はぁ・・・・」とため息しか出ない私。
裁判長も横で「うんうん」とうなづいている。
どうやら私達、素人が弁護士を相手に立ち向かったところで
こってんぱ~にやられるのは目に見えているぞ・・・と言われているようにも聞こえました。
そして私達は、「ありがとうございました」とお辞儀をし
裁判所を後にしたのでした。
さぁ、どうなるこの先・・・・私達
ここまで来て、もう後戻りも出来ない
何か良い方法はないのだろうか
裁判所を出てからも、ずっと悩み続ける私でした。