演技派女優、有森也実(45)が、新作映画で淫乱な愛人になりきった。人気官能映画シリーズ「完全なる飼育」の第8作「TAP 完全なる飼育」(片嶋一貴監督)で、これまでの殻を打ち破る大胆な官能シーンに挑戦している。11月9日の公開に先駆け、その中身をいち早く紙上公開する。
監禁というアブノーマルなテーマに、新進女優が主演&ヌードを披露することで人気のシリーズ。新作では主演に抜擢(ばってき)された女優・前川伶早(れいさ、24)と有森が母と娘の設定で、それぞれ濃厚な官能演技を披露している。
舞台は南のとある過疎の町。母(有森)がヤクザの愛人という理由で学校でいじめに遭っている不良少女の結(前川)。ある日、結はくすぶっている中年ヤクザ・設楽に誘拐・監禁されてしまう。
官能描写をウリにしているだけあって、ファーストシーンからドッキリだ。有森は、愛人の若頭・坑山(高川裕也)から「あそこ、見せろよ」と迫られると喜んで両足を広げてみせる。股間に首を突っ込んだ男から「何で神様はこんなところに観音様を作ったんだ」と問われ、「神様が出たり入ったりするところだから、神聖なのよ」と答える。そしてペロペロと舌で責められ、歓喜の声を漏らす。
だがそれは序の口。これまでにない激しいベッドシーンのオンパレードだ。別のシーンでは、全裸で男の上に馬乗りになり、「もっと褒めて」とあえぎながらおえつを漏らす。小ぶりだが、形のよいバストがリズミカルにプルプルと震え、男の手で乱暴に揉みまくられるシーンは、熟女の濃厚な官能オーラに満たされている。
愛人だけでなく、ヤクザの組長も誘惑して情交。その様子を盗み聞きしていた愛人の男が有森を丸裸にしてバックから強引に…と、アダルトビデオよりはるかに興奮するシーンがてんこ盛りなのだ。
もちろん、主演の前川も負けじとフルヌード。中年ヤクザに飼育調教され、性にも人生にも開眼。雨の野原で全裸になって踊りまくるシーンでは、スリーサイズ85・59・88のナイスバディーがたっぷり拝める。
女優として円熟期に入った有森の、まさかの脱ぎっぷりには試写室を訪れた映画評論家も脱帽しきり。2002年の写真集でセミヌードを披露、同じ年には映画「新・仁義の墓場」(三池崇史監督)でも大胆な濡れ場を見せてくれたが、さらに進化した。
このところ日本映画は、新人や若手女優が知名度を上げるためにヌードになることはあるが、有森のように実績を積んだ脂の乗った女優が官能シーンでスパッと脱ぐことが極端に減り、それが日本映画の魅力をそいできた。そんな流れをぶっ飛ばすような有森の熱演。女優として新境地を切り開いたことを自覚したのか、「やっとこういう役ができるようになりました。葛藤は何もありませんでした」と作品にコメントしているのも、大いに納得できる。
109シネマズなどで全国ロードショー公開される。 (望月苑巳)