Updated: Tokyo  2013/09/13 18:53  |  New York  2013/09/13 05:53  |  London  2013/09/13 10:53
 

ゴールドマン、ツイッターIPOの主幹事獲得-敵失も味方に

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  9月13日(ブルームバーグ):ミニブログ運営の米ツイッターの新規株式公開(IPO)で、ゴールドマン・サックス・グループ が主幹事の座を射止めた。ゴールドマンは今年このままいけば、米国でのIPO助言で2009年以来の首位となる見通しだ。

ツイッターはIPOの届け出を行ったことを12日に発表。事情に詳しい関係者は、主幹事業務をゴールドマンが務めると述べた。ツィッターは他にも複数の銀行を起用する可能性が高いとみられる。

ゴールドマンはここ数年、有力なテクノロジー企業のIPO業務獲得競争で、ライバルのモルガン・スタンレーの後塵を拝してきた。160億ドル(現在の為替レートで約1兆6000億円)規模となった昨年のフェイスブック、11年のグルーポンとジンガ、いずれの案件でもモルガン・スタンレーに敗れた。資産運用会社ホーランドのマイケル・ホーランド会長は、ツイッターがゴールドマンを選んだのは、このところのテクノロジー企業のIPOに対して株主の批判や苦情が多かったことが理由ではないかとの見方を示した。

ホーランド会長は「フェイスブックのIPOがあまりにひどかったため、ツイッターはかなり常識的な判断をした」と指摘。「優良企業がIPO業務を必要とするときは、常にゴールドマンが最終選考に残ってきた」と述べた。

ブルームバーグのデータによれば、フェイスブックとジンガ、グルーポンの株価はいずれも上場から数カ月のうちに、IPO価格の半分未満に下落した。フェイスブックの上場後の株価が失望を誘った後、米国では1カ月余りにわたってIPOの動きが止まった。株主はIPO価格のバリュエーション(株価評価)に不満をあらわにした。

リード拡大

ツイッターは目指すIPO規模については明らかにしていないが、年内に実施されればゴールドマンは他社との差を一段と広げることが可能になる。ブルームバーグのデータによれば、米IPO助言におけるゴールドマンのシェアは今年これまでのところ約11%で首位。

モルガン・スタンレーの広報担当者メアリー・クレア・デラニー氏、ゴールドマンの広報担当マイケル・デュバリー氏は共にコメントを控えている。ツイッターの広報を務めるジム・プロッサー氏もコメントしていない。

原題:Goldman Sachs Scores Coup Winning Lead Position on TwitterIPO(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Lee Spears lspears3@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Jeffrey McCracken jmccracken3@bloomberg.net

更新日時: 2013/09/13 16:02 JST

 
 
 
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