テレビ画面に放送番組とインターネットのサイトなどが一緒に表示されるのは問題だとして、民放キー局が拒否していたパナソニックの新型テレビのCM放送について、民放が14日から、同社製テレビのCMを放送することが分かった。
パナ新型TV、民放各局がCM拒否民放側が問題にしているのは、4月に発売された「スマートビエラ」で、テレビの起動時に放送中の番組と、放送と関係の無いサイトやネット動画にアクセスできる画面が表示される機能。関係者によると、パナソニックが来年以降売り出す機種で表示方法を見直す方針を民放側に伝えたという。今回放送されるCMは、テレビの操作を音声でできる機能に限られる。
民放側は、視聴者が放送番組とネット情報を混同する恐れがあるとして、表示方法の変更を求めていた。パナソニックは「新機種の表示方法については、コメントできない」としている。