オリ森脇監督の情報収集能力に疑問の声
2013年09月13日 16時00分
12日の日本ハム戦(札幌ドーム)も1―2で落とし、今季最多の借金11となった最下位・オリックスで森脇浩司監督(53)の情報収集のやり方を疑問視する声が噴出している。
森脇監督はチームを客観的に分析しようと首脳陣だけでなく、日ごろから裏方スタッフの個別の意見も細かく聞いて戦い方の参考にしてきた。練習中に打撃投手らをつかまえては「今のチームはどう映っているか」「何が足りないか」「どういう方向でいくべきか」といった具合だ。
そんな指揮官の熱心な姿勢に周囲は当初「チーム状態のことを聞かれてビックリした。いろんな声を聞いてチームの役に立てようとしているんじゃないですか。いいことと思います。個人的な見方ですけど、言えることは言ってますよ」(ある裏方スタッフ)と感心。「こんな監督、初めてだ」と評判もよかったが、借金が膨らむにつれて反応が変わってきた。
「いろんな声を聞き過ぎて混乱しているんじゃないか。聞き過ぎるのもよくない。最終的に決めるのは監督なのに決められなくなる。そのうち、お客さんにまで聞くんじゃないか」(チーム関係者)。逆に首をかしげる声が出てきたのだ。
ミーティングにも時間を割き、コーチ陣一人ひとりの考え方にしっかりと耳を傾けてきた指揮官。裏方へのリサーチも「聞く耳を持つ」森脇流に違いないが、結果が出ないとあっては困りもの。度が過ぎてしまったということか。
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