周平困った…本拠地ナゴヤドームが苦手
2013年09月13日 16時00分
12日の阪神戦(甲子園)に5-2で快勝、8月29日以来の連勝で3位・広島との2・5差を守った4位・中日。勝利の立役者となったのは期待の新星・高橋周平内野手(19)だ。2回二死二塁で阪神のエース・能見から右中間に先制の適時二塁打を放つと、同点となった6回には勝ち越しにつながる左翼フェンス直撃の二塁打を放つ活躍を見せた。
「真っすぐに一番自信を持っている投手なので、かわすのではなく力で来ると思って真っすぐに負けないように準備していました。能見さんを打って自信になる? 自信にはなりません。もう1回打ったら自信になると思います」とサラリ。小憎らしいほどのクールさが逆に期待感をあおる。
これで敵地・甲子園では18打数9安打、打率5割、1本塁打、6打点。驚異の成績を叩き出している。しかし、周囲は手放しでは喜べない。本拠地のナゴヤドームでは47打数5安打、1割6厘とまるで結果が出ていないからだ。しかも、ナゴヤドームで結果が出ないのが単なる偶然ではないから厄介。「実は周平はナゴヤドームは見にくいって言っているんだよ」とチーム関係者は明かす。
実際この日、高橋周も甲子園について「ナゴヤドームより見やすいですね」と話している。「甲子園が暗くて見づらいというなら分かる。でもナゴヤドームは甲子園に比べて照明が明るい。それなのに何で見づらいのか」(チーム関係者)と首をかしげる。
将来の中日を背負ってもらわなければならない選手。そんな高橋周の苦手がナゴヤドームではシャレにならない。早急な改善が必要だ。
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