視聴率“西高東低”の井岡にTBS「東京で試合して」
2013年09月13日 16時00分
11日のWBAダブル世界戦(大阪)で揃ってV2に成功したライトフライ級王者の井岡一翔(24)とミニマム級王者・宮崎亮(25=ともに井岡)が12日、一夜明け会見を行った。ここではTBS系列で中継された視聴率も発表されたが、数字には「西高東低」がクッキリと表れた。
一翔のV2戦は関西地区では平均19・3%、瞬間最高22・2%の高視聴率をマーク。ところが関東地区の平均は12・5%。瞬間最高は15・1%で、先に放送された宮崎の血染めの防衛戦(15・6%)を下回った。
堺市出身で現在の拠点も大阪と、コテコテの関西人の一翔だけに西での人気は不動のもの。だが、東京との温度差は明らかで「ここまで差が出ることはなかった」(TBS関係者)。
理由はやはり、プロでは一度しか試合をしていない東京での“顔見せ”頻度の低さだ。ただ、甘いマスクに軽量級の世界戦で3連続KO勝ちをやってのけた実力者。その人気を全国区にしないのは業界の損失と言っていい。
そこでTBS関係者はさっそく「東京でも試合をしようよ」とオファーを出した。一翔も「僕は試合をやるのは、どこでもいいですよ」とノリ気だ。今後の3階級制覇に向けても、日本のエースには全国を股にかけた活躍が求められている。(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ)
【新着記事】
「大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」開幕
ボートレース住之江で開幕した「第25回大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」。東スポWebでは選手インタビュー、記者の推奨レース予想など動画コンテンツを配信します。
ボートレース住之江で開幕した「第25回大阪スポーツ賞アクアクイーンカップ」。東スポWebでは選手インタビュー、記者の推奨レース予想など動画コンテンツを配信します。