伏兵に打たれる楽天バッテリーに闘将が一喝
2013年09月13日 16時00分
楽天は12日のロッテ戦(QVCマリン)に6―2で快勝し、優勝マジックを「13」に減らした。大事な首位攻防戦で勝ち越し、ライバル球団の心をへし折ることに成功したが、星野監督は「打率も200(2割)いっていないヤツにナンボ打たれとんのや!」と納得していなかった。
7回に、その打席まで打率1割9分4厘、1本塁打の細谷に一発を浴びたのが顕著な例だ。ちなみに細谷の今季1号は10日の楽天戦だった。ほかにもCSで対戦する可能性があるソフトバンクの細川(打率2割2厘、4本塁打)には3本塁打を献上している。星野監督はこうした伏兵の一発にナーバスになっており「監督はそういう選手に打たれるとスコアラーを呼び出し『おまえらクリーンアップの対策しかしてねえんじゃねえのか?』と一喝しています」(チーム関係者)という。
すべてはポストシーズンをにらんでのことだ。短期決戦においては、予期せぬ一発で流れがガラリと変わってしまう危険性がある。そうなってからでは遅いだけに、指揮官は今のうちから「アウトを取れるところから取らんと。油断してたらアカンで!」と口を酸っぱくして言っているというわけ。マジックが残り1になろうが、闘将は最後まで手綱を緩めるつもりはない。
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