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『地獄への道』は善意と言う石で敷きつめられている・・・欧州の格言

2012/04/30 15:52

 

かまきり池田幸一 
[no_more_war:28333] 

原発再稼働は本土決戦を思い出す。
という投稿をしましたw
皆様。   池田幸一です。

 昨晩のテレビも震度5弱の

関東地震を報じていましたが、
これを聞いた連れ合いが
“何や戦争中の空襲警報を思い出す“
と云いました。私は当時満州に居ましたので
その実感はないのですが、なるほど内地は
“昨日は東京今日は大阪”
連日連夜B29にやられていたのです。

とても勝ち味のない戦争は、
幸い少しは世界が見えた昭和天皇の英断

で終わりましたが、
大本営は相変わらず

“そのうち神風も吹くだろうし、
沖縄玉砕の経験を生かして今度こそ

鬼畜米英を撃滅しよう”
と本土決戦を叫んでいました。
一億一心、竹槍で戦えば

いったいどうなったでしょうか?
私はその前に大衆が蜂起して

各地で反戦デモが起こり、
人民政府が和を乞う事になったで

あろうと思います。

いやはや。

終戦の聖断にしても、

天皇がいなかったら

日本はクーデターがおきていた。

それほど

逼迫していた史実をねじ曲げるなよ。

普段天皇陛下や先帝陛下を散々に

こき下ろす御仁の二枚舌には

┐(゜~゜)┌打つ手なしw。

 


 大飯原発再稼働を巡って
さまざまに論じられているようですが、
私はこれらが終戦前夜の日本と
重なって見えてくるのです。

ここにも居たよ!

幻聴に気付かない病人が。

 

 

 

ずるずると土壇場にまで

追い込められた政官財
プラスアルファは、

今更引くに引けず、

竹槍とバケツリレーで
地震津波と戦えと言っているのです。
国が廃墟になろうが、

子供が癌や白血病で苦しもうが、
人が何人死のうとお構いなし、
この人たちは

何時でも海外へ逃げ出せるのです。

下層階級?のひがみは悲しいねえ。


 「巨悪」に操られた代弁者たちが口を揃えて
再稼働を叫ぶ本当の理由は、
私が3月9日述べたように
核兵器保有を断念するのが悔しいから
ではないのか?

 

そんなに核兵器は簡単には持てません

っての。

インドが良い例だろ。

持つには持ったが経済制裁を加えられて

経済がボロボロになった。

日本がそれやられちゃ世界経済に

どれだけ悪影響があると

思うの?

そり核武装する権利は日本だけが

持てると思う。

唯一核攻撃を受けた国なんだからな。


大本営は仁科芳雄博士ら理化学研究所
命じた原子爆弾の完成を喉から手が出るほど
期待していましたが、
この国の乏しい財政では

所詮叶わぬ夢でした。

 私はその意味からも

「巨悪」が密かに進めている
プルサーマルや「もんじゅ」は

先々見込みなし、
またこの悪魔の錬金術が

仮に成功したところで
決して我々に幸せを齎すものとはならず、
逆に民族を滅ぼすだけだと考えます。

 

橋下市長の施策は糾弾するくせに

己の案は自己賛美www。

 

深い思慮もなく国をこの方向へ導いた
中曽根康弘氏は

取敢えず大勲位菊花大綬賞を返納して
謹慎し、

国民の審判を待つべきでしょう。

 また共犯者正力松太郎氏の読売新聞が、
これだけの国難を招きながらひと言の反省、
遺憾の意を示さず、

依然原発推進を絶叫しているのは
どういう事か、私は理解に苦しむのです。
しかし考えて見れば

愚かな作戦で多くの将兵を死なしめた
参謀の服部卓四郎、辻 政信らが腹も切らず、
戦後は勝者に取り入って

栄達の道を歩んだことを
思へば、

この国はそういうお国柄であるのかと、
苦笑する以外ありません。

 

まこの程度なんだよな、

カマキリお花畑は。

 再稼働賛成の声として聞くのが
“いま稼働を止めれば
原発で生計を営む人々が食っていけなくなる、
君たちはこれを身捨てろと云うのか“
です。
これはおかしい、
“いま戦争を止めれば

職業軍人や軍需工場で
働く多くの人々が食って

ゆけなくなるではないか、”
と云って亡国の本土決戦をやるのでしょうか?
再稼働を止めても地元では、
廃炉をはじめ収束に関連する仕事は

幾らでもある筈ですし、
それにこの言い方は

逆立ちしています。

ないんだよな。

この人たちの仕事って。

炉のメンテナンスと廃炉という作業は

全く別物、従って今までメンテナンスしていた

業者が廃炉作業できるかと言えば

できないし、そのノウハウは大手にしか

ないんだけど?

本当にお花畑。

 

 私は野田政権が

“これは政府の専権事項だ”
と再稼働を強行するのであれば、

これを阻止する
国民の一斉蜂起が必要で、
各地で激しい反対デモを

起こすより方法が無いと思います。

 

残念ながらデモを起こそうとする前に

許可が降りないだろうな。

日本の場合無制限なデモは

禁止というか道路交通法により

規制されますし道路使用許可を

警察に申請しないと

デモはみとめられません。

 

デンマークは今も原発は無く、風力など
自然エネルギーを軸にした国だそうですが、
原発導入の是非を問うため

国民による3年間の研究、
討論を重ね、投票で進路を

決すると云う念の入れ方でした。
我が国の何とお粗末な決め方か、

民主主義の底の浅さが悔やまれます。

 

デンマークなどの欧州諸国は地続きで

電力を融通できる環境にある。

いつもながら外国を例に出す

日本を貶める。

そこからは何も産まれない。


 そのためにも理論武装が必要ですが、
4月26日の朝日新聞「明日を探る」に、
小熊英二(下参照)さんが

 

卓見を寄せられています。
<原発コスト、国民意識に比例>
ですが、その要約は以下の通りです。

  いま欠けているのは原発コストは

社会のリスク感によって
変化するという視点である。
事故が起きてもかまわない、

廃棄物は野積みでいい。
というのであれば限りなく安い。
安全に運転するために、

複雑な技術や防護建設のコストが
掛かるのだ。
そのコストは「安全」に

どこまで配慮するかに掛かっている。
「多少の放射能漏れは気にしない」
というのであればコストは安くなる。
それでは安心できない、

ダメだと云うなら高くなる。

 人権意識が浸透すればするほど高くなる、
従ってコストが上がることはあっても

下がることは無い。
下がるとすれば人々のリスク感、

安全意識、人権意識が低下し、
専門家や政府の権威が

強まった場合だけだ。
つまり原発のコストは、

純粋に経済的なものではなく、
社会状態の関数なのだ。

 原発なしで電力供給が

足りるかどうかは議論がある。
確かなの は再稼働せねば

電力会社が経営難になるという事だ。
大規模投資不良資産になってしまう。
だから耐用年数を延長してでも

永遠に動かしたい。
此処に融資をした銀行、

大株主の保険会社、メーカー
国策として推進してきた責任を

問われたくない官庁なども
“今更止められない“
と考えるだろう。
だがこれは福島事故後の

リスク感とコストに照らせば、
展望のない事業に

更にカネをつぎ込む無策に過ぎず、
そのカネが国民の

税金や預金であるに至っては
言語道断である。

 日本では既に90年代から原発は
殆ど増えていない。
相次ぐ事故と稼働率低下に加え、

経済停滞と省エネ技術の進歩で

電力需要が低下しているからだ。

そこへ電力自由化の波と、福島の

事故がやってきた。
もはや原発にはどう考えても将来は無い。
残された道は
「勇気ある撤退」
あるのみ、

これ以上傷口を広げないために各方面、
わけても政府の英断を望む。

河童工房('◇')註酌


ちなみにこの小熊英二は
ウィキペディアによると

東京都昭島市出身。

東京都立立川高等学校を経て、
名古屋大学理学部物理学科を

中退し、
1987年東京大学農学部卒業、

岩波書店入社(1996年まで在籍)。


当初は雑誌『世界』編集部に在籍したが、
営業部へ異動になった後に

休職して、

(ここらあり 裏がありそう)

東京大学大学院

総合文化研究科国際社会科学専攻に

入学、
1998年「「日本人」

の境界-支配地域との関係において」


学術博士号取得。
1997年慶應義塾大学

総合政策学部専任講師、
2000年助教授、
2007年教授。

父である小熊謙二は

シベリア抑留』を受け、
1948年8月に日本へ帰国。
その後、元日本兵の朝鮮系中国人が
日本国政府を相手取って

シベリア抑留の戦後補償を求める
訴訟の共同原告となっている

池田幸一という御仁も

シベリア抑留者』

であり日本政府に働きかけて

シベリア特措法を成立させた

御仁でもある。

彼が挙げる人物を

ウィキペディアで検索すれば
必ず左翼主義者でしかない。
つまり彼の引用は総て

偏向した人物の言を借りているだけで
なんら意味が無いことになる。

この池田お花畑の説の通り

施策していけば

必ず

『地獄への道』へ進むだろう。

「善意」と言う石で敷きつめられている

「ヘルロード」

へと

そしてそのヘルロード案内人である

蟷螂余話へのリンクはコレだ

蟷螂余話:原発再稼働は本土決戦そっくりだ - livedoor Blog(ブログ)
 

http://blog.livedoor.jp/kamakiriikeda/

勿論今回もこのブログをMLへ投稿したらしい。

 

カテゴリ: コラむ    フォルダ: 戦争を騙り歴史をねつ造する人たち

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