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池田幸一投稿 [no_more_war:28284] 尖閣はそんなに簡単なものではない

2012/04/22 07:00

 

本日2回目である。

池田幸一という御仁が

以下のような投稿を

戦争を騙り(語り)継ごうMLに投稿したので

紹介してみようと思う。

この御仁の根拠が憲法ならばいっそのこと

憲法を内閣が一大決心をして

廃止したらどうなるのか?

根拠がなくなるからその時にどう言う

言い訳をするのか?楽しみな妄想である。

この投稿をみるに馬鹿サヨク

大江健三郎と変わりが無いと感じる。

 

 皆様。  池田幸一です。

15年間を悲惨な戦争に苦しんだ我々は、

“もうこりごりだ、二度と戦争はしないぞ”

と心に誓った筈で、

憲法も国の交戦権を認めず、

「戦争は永遠に放棄する」

としています。

いかなるトラブルが発生しようと

外交手段を尽くして解決に当たるのが

新生日本の国是であります。

 

特に要路に在る人々は、国際的な紛争が

生ずれば身を挺して収めに掛かるのが

仕事であって、いやしくも火に油を注ぐが如き

振舞は以ての外の暴挙であります。

この度の東京都知事、

 

東京都というのは意外と沖縄に

近いのである。

沖ノ鳥島や南鳥島は東京都小笠原村。

東京本土より沖縄や尖閣のほうが近いのだ

 

また“「南京虐殺」は無かった”と主張する

名古屋市長の、治に居て乱を求める言動は

理解に苦しむところです。

 

要するに

中国様に逆らうな」

と言っているわけで。

後で出てくる

「朝鮮族」

という言葉一つとっても

韓半島を差別し蔑視していることは

明らかである。

 

 またこれを喜び雷同する人々は

いったい何を考えておられるのか?

まかり違えばこの延長は戦争です。

恐るべきは双方のナショナリズムで、

これがめらめらと燃え上がればどうなるか。

小さな島一つでまたぞろ戦争をやる気でしょうか?

バカもほどほどに願いたい。

本当に我々は

真面目に戦争の反省をしたのでしょうか?

 

ここら辺りはまともに思えるけどねw

 

甚大な被害を与えた東アジアの人々、

特に中国人、朝鮮族の方々に

心からなる反省、お詫びをしたでしょうか。

 

朝鮮とは戦争してないし逆に日本のために

身を挺して闘ってくれた方々もいる。

 

“恨みに酬いるに徳を以てす”

と全ての賠償を放棄してくれた

「彼らの寛容」

を我々は忘れてしまったのか。

喉もと過ぎれば熱さ忘れるが如き
東京都知事の言動は如何にも

良識と品位に欠け、日本人として

恥ずかしき限りです。

 

東京は南鳥島などでも環境にたいして真摯に

事業している。

それもしらぬのか?

 

これらは挑発的忘恩の中国蔑視であり、

これ見よがしの自己顕示であり、

国家を乱に導く扇動で、この火遊びは

実に危うい愚かな考えであります。

 

以前同様にした政治家がいた。

その結果はどうであったか?

北朝鮮に対し拉致被害者云々のときである。

おとなしくなるどころか増上慢は既知であろう。

 

また、その陰にチラチラ見えるのは

卑屈なアメリカ依存で、我に

アメリカの後ろ盾ある

限りこれを言ったところで中国

手も足も出ないだろう”

の思い上がりです。

 

 

尖閣の問題はそんなに

簡単な問題ではありません。

この際じっくり論を重ね正しい
認識に立つべきであるのに、

どこからも声が出てこない、

ひと言異を立てようものなら非国民か

国賊扱いの雰囲気は戦前を彷彿させ、

対抗言論の不在は実に危険な風潮だ
と心配するのは杞憂でしょうか。

結論を申せば、

私は1978年

「日中平和友好条約」

締結に際して

“この問題は棚上げにしよう、

次の世代の

知恵に任そうではないか”

と喝破した鄧小平氏の叡智を

再確認すべきだと思うのです。

 

ここからがおかしな主張。

地球市民という妄想をさも正当化しているが

果たしてその結果が、如何になるのか?

歴史が証明している。

そもそも地球上の大地、海、空を

国境という線で区切ること自体が

不自然で太古以来人間は自由に耕し、

平和に

漁をしていたのです。

 

いつの話じゃwww

国家(共同体)ができてこのかた

そういう話をきいたことは無い。

生き残る為に水や土地を

争い続けてきたではないか。

猿人の時代でも争いと境(縄張り)は

あったのに。

気が狂っている

 

 

竹島(独島)もそうですが、

こんなもめ事は世界中に幾らもあり、

双方にそれぞれ言い分は

山ほどあるでしょう。

これらを争わず

「無主」[両属」とする知恵は

無いのでしょうか。

 

じゃお前の家も無主地、共有として隣人に

開放しろ。

そうしたら認めようじゃないか。

 

日本固有の領土であるという根拠は、

1885年以降沖縄県の手で調査を進め、

無住を確認して1895年に

先占を閣議決定したものであり、

中国はそのはるか以前の明の時代から

領有していた文献や固い証拠があると

云います。

 

そうであっても時効が成立し日本領である。

 

1895年の日清戦争に乗じて

日本に占領され、第2次大戦後

日本はポツダム宣言に基づき

同島を返還した筈だと云うのが

中国の主な言い分です。

 

尖閣が日清戦争の舞台に

なったことはないし、当時

「化外の地」としか認識しておらず

領有も宣言してなかった。 

ポツダム宣言は降伏勧告であり

正確にはその後の和平条約による。

その条約にもあるように

米国が占領していたのでありその米国

沖縄に付属する島であるとしている。

 

第3者にはどちらの言い分に

分があるでしょうか?

 

日本に分があるのですがなにか?

 

“「無主」の島では無い、昔から

これこの通り領有しているではないか”

と中国が証拠を提示すれば、日本の

「先占」は無効です。

 

ところがその中国から日本領であるとする

史料がみつかっているからおもしろいwww

 

 憂うべき状態がいま二つあります。

一つは“尖閣諸島に領有問題はあり得ない“

とする、一歩も引かない国の態度

中国に舐められるな”

という硬直した国民感情です。

このようにゆとりのない態度は

実に危ない、

何かの弾みで戦争にエスカレートする

危険性を孕んでいます。

もう一つは私のように

異を立てる者は忽ち抹殺される空気です。

 

そりゃあたりまえだろ。

日本人なのにいうことは中国の

言うことしかいわなけりゃ糾弾されるワナw

 

戦前と同じく

異端者は社会的文化的に排除され、

政治家はとてもじゃないが
当選できないことでしょう。

 

2004年の中国人活動家の上陸に対し、

逮捕後直ちに国外追放処分にしたのは

小泉政権ですが、さすがの小泉首相でさえ

国内法でなく鄧小平との約束を

尊重したのです。

 

自民党なら戦争になってたぞ。

それだけの人脈がある

 

ことほど左様にこの問題は微妙ですが、

政権交代の民主党政権が

いとも簡単にこの前例を

破ってしまいました。

 

2010年9月不法漁船の船長を、

起訴を前提に逮捕し、それを一転

処分保留のまま検察が釈放すると

云うぎくしゃくした扱いをしたのです。

これは前原国交相と岡田外相による

判断でしたが、鄧小平申し合わせの

一方的な破棄となり、以後の

不穏な関係を招来したのです。

このときもMLで、いろいろに論じられました。

また21世紀の今日、領土問題の解決に

付いては既成の観念に囚われず、物事を

根本から考え直す新しい試みが進められ、

学識者によりさまざまな試案も

示されています。

その矢先の都知事による浅薄な暴論は、

鄧小平氏の叡智に比べなんとお粗末、

愚かであることか、

私は憮然としているところです。

 

 

このように一部の認識は正論だが

いやはや┐(゜~゜)┌どういたらいいのだろう。

(^▽^笑)

カテゴリ: コラむ    フォルダ: 現代史のトラウマ

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