ウルトラマンがギネス記録

　特撮テレビ番組「ウルトラマン」（ＴＢＳ系・１９６６年７月～）が「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」として、ギネスワールドレコーズから世界記録に認められ、１２日、都内で認定式が行われた。

「ウルトラマン」はのちに「ウルトラセブン」（ＴＢＳ系・６７年１０月～）から最新作「ウルトラマンギンガ」（テレビ東京系・今年７月～）まで、２７作もの派生番組が生まれるきっかけとなった。

　カルロス・マルティネス公式認定員から「コングラチュレーション」とたたえられると、ウルトラマンは「シュワッチ！」と喜びを爆発させた。

　ウルトラマンギンガ・礼堂ヒカル役の根岸拓哉（１７）は、歴代のウルトラ戦士たちを前に大緊張。「話すこと忘れました」とスピーチの内容が頭から吹っ飛んでしまい、「好きなことを言います。僕ら（ウルトラマンを演じる）のほうが（ファンから）勇気をいただいてます」とあいさつし、観客から拍手を浴びた。

　ウルトラシリーズ制作の円谷プロダクション関係者は２８作目について「まだ発表できることはないが、続けていけると思う」と意欲を見せた。

　なお、今回の記録は、この日発売された「ギネス世界記録２０１４」に掲載されている。