【ＢＯＸ】井岡、大みそか３階級制覇だ！フライ級挑戦

一夜明け会見で花束を前にポーズを取るＷＢＡライトフライ級王者・井岡一翔（左）と同ミニマム級王者・宮崎亮

　プロボクシングＷＢＡ世界ライトフライ級王者・井岡一翔（２４）＝井岡＝がＫＯ勝ちした２度目の防衛戦から一夜明けた１２日、大阪市内のジムで会見した。父親の井岡一法会長（４６）は、次戦を大みそかに行うと正式に表明した。

　大みそかでの世界戦は、２０１１年から３年連続ですべてＫＯ勝利を飾っている。マッチメークについて一法会長は「３階級制覇を照準に絞る」と明言。ライトフライのベルトを返上し１階級上のフライ級での挑戦へ動く方針だ。対戦相手もＷＢＡ世界フライ級スーパー＆ＷＢＯ統一王者のフアン・エストラーダ（メキシコ）と、両団体のベルトを懸けた超ビッグマッチを行う用意があることを示唆した。

　一翔陣営はエストラーダとの交渉を最優先するが、不調に終われば現在の階級でＶ３を目指す。「３階級制覇も防衛も見据えて、自分の強さを追求していきたい」と一翔は気合を込めた。