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国際オリンピック委員会(IOC)総会でプレゼンターを務め、2020年東京五輪実現に貢献したロンドン・パラリンピック走り幅跳び代表の佐藤真海(31)=サントリー=の凱旋試合が12日、決まった。9月28日に開幕する東京国体と合わせて10月12~14日に開催される全国障害者スポーツ大会(味スタ)で佐藤は同13日に出場。今や国民的ヒロインとなった佐藤の凱旋は、大きな注目を集めそうだ。
五輪招致成功に導いた“東京の女神”佐藤が、東京で行われる国体でも一肌脱ぐ。10月に行われる全国障害者スポーツ大会で、東京代表として走り幅跳びと100メートルに出場。本職としての活動をファンに披露する。東京都の関係者は、今月28日開幕の東京国体について「現状では決まっていませんが、何らかの形でご協力いただくようにお願いしたい」とイベント参加などを打診していることを明かした。
7日に行われたIOC総会。東京のプレゼンテーションのトップバッターとして、自身の病気や震災の経験からスポーツの力で立ち直った話を披露。多くのIOC委員の心を打ち、五輪招致実現に貢献した。10日の帰国後は、招致成功のヒロインとして、人気が急上昇。12日だけで4つの情報番組にハシゴ出演。13日以降も生出演が決まっているほか、14日にはサッカーJ1のF東京―浦和(国立)戦の試合前にトークイベントで出演することも決まるなど、引っ張りだこの状態だ。帰国後の会見では「(ここまで注目されて)複雑な気持ちです」と苦笑いしていたが、フィーバーは当面、終わりそうにない。凱旋試合も大きな注目を集めることは間違いない。
練習に割く時間は少なさそうだが、今年4月には走り幅跳びでアジア記録となる5メートル02を記録しており、選手としても今がピークだ。最近では全国障害者スポーツ大会の出場がないが、04年には競泳で50メートル自由形、100メートル個人メドレーを優勝した経験もある。東京で行われる今大会は、7年後のパラリンピックへの第一歩となる。「7年後はバリアフリーも広がり、パラリンピックも盛り上がってほしい」という佐藤にとって、自身が競技で活躍しさらに障害者スポーツの普及に貢献する。
◆全国障害者スポーツ大会 2001年に全国身体障害者スポーツ大会(65年から)と全国知的障害者スポーツ大会(92年から)を統一。障害者スポーツの国体と言われ国体と同じ開催地で実施している。陸上、水泳、サッカーなど13競技を3日間で行う。
◆佐藤 真海(さとう・まみ)1982年3月12日、宮城・気仙沼市生まれ。31歳。仙台育英高時代は陸上部。早大チアリーダー部に所属していた01年に骨肉腫を発症し、02年に右ひざから下を切断。03年からリハビリを兼ねて陸上を再開。04年にサントリー入社。走り幅跳び代表として同年アテネパラリンピックから3大会連続で出場。自己記録は5メートル02。
(2013年9月13日06時03分 スポーツ報知)
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