シンガー・ソングライターの家入レオ(18)が10月14日スタートのフジテレビ系ドラマ「海の上の診療所」(月曜・後9時)の主題歌を担当する。11月6日リリースのシングル「太陽の女神」で、これまで2つのドラマ主題歌を手がけたが“月9”は初めて。勝負の2年目を迎えた18歳は「時代を新しくしてきた月9を担当できて素直にうれしい」と気合を込めた。
シンガー・ソングライターとして一本立ちして初めて作る曲は勝負作だ。
5枚目のシングル「太陽の女神」はピアノ音のイントロから始まり、サビでは家入の声が「♪大事なものは ひとつしかない」とパワフルに響く。「3月に高校を卒業して社会人になって初めての書き下ろし。今までとはひと味違った自分を表現したかった」と振り返る。
初めての“月9”。かつては大ヒットとなった主題歌も多く「素顔のままで」(92年)の「君がいるだけで」は約290万枚を売り上げた。家入も「『101回目のプロポーズ』『東京ラブストーリー』『ロングバケーション』など、誰もがタイトル、内容を知っているドラマを世に送り出してきた。(声がかかり)素直にうれしいです」と喜ぶ。
ドラマは主演の松田翔太(28)が、瀬戸内海の病院船で活躍する医師を演じる。腕はよいが美人に弱く、島を巡る度に恋してはフラれるという内容。パートナーの看護師は武井咲(19)が務める。
番組プロデューサーの藤野良太氏は「圧倒的な歌唱力を持つ家入さんに作っていただき、期待を上回る素晴らしい曲です。風光明媚(めいび)な瀬戸内海の島々の映像と、素晴らしい相乗効果をもたらしてくれる」と絶賛する。
デビューした昨年は、現役女子高生シンガー・ソングライターとして注目され、日本レコード大賞最優秀新人賞も獲得。だが、音楽一本で生きる今年は勝負の一年。新曲リリース直後の11月15日からは、自身2度目の全国ツアーがスタート。名古屋、東京、福岡、大阪の4都市を回る。“月9”を担う18歳の歌姫がさらなる飛躍を目指す。
[2013/9/13-06:03 スポーツ報知]