円谷プロダクションの人気特撮番組「ウルトラマン」シリーズが、「最も派生テレビシリーズが作られたテレビ番組」としてギネスワールドレコーズに認定され12日、東京・MOVIX亀有で認定証の授与式が行われた。劇場には初代ウルトラマンから27作目のウルトラマンギンガまで、各年代を代表する6人のウルトラヒーローも登場し、世界記録達成を喜んだ。
この日の授与式には子供たちに夢を与え続けてきたウルトラヒーロー(初代ウルトラマン、ウルトラマンタロウ、ウルトラマン80、ウルトラマンティガ、ウルトラマンゼロ、ウルトラマンギンガ)6人が出席。「ギネスワールドレコーズ」の公式認定員カルロス・マルティネス氏から「本日は、ギネスワールドレコーズを代表し、ウルトラマンシリーズの輝かしい成功を祝福することができ、大変光栄に思います」と祝福を受けると、ウルトラマンは「MostTVspin―offseries」と英語で書かれた認定証を誇らしげに掲げた。
言葉を発しないウルトラヒーローたちに代わって、テレビ東京系で放送中の最新作「ウルトラマンギンガ」に主演している俳優の根岸拓哉(17)があいさつ。「ウルトラマンをやること以上にうれしいことがあるのかと思っていました。ありました。うれしすぎます。非常にうれしいです」と興奮気味に喜んだ。
1966年7月から放送された「ウルトラマン」は、翌67年の第2作「ウルトラセブン」から今年の「ウルトラマンギンガ」まで、27作のテレビシリーズを制作。ギネス社によると、新設の記録のため過去の例はないが、英国の「サンダーバード」や米国の「スタートレック」など名だたる特撮ドラマを抑えて、ウルトラマンが世界の頂点に立った。
[2013/9/13-06:03 スポーツ報知]