女性職員の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、大阪市は13日、森伸人・東成区長(54)を減給1カ月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。昨年夏に全国公募で採用された24人のうちの一人。市は森区長を続投させる方針。
市人事室によると、森区長は昨年10月、職場の宴会後に飲食店内で休憩中、長時間にわたって女性職員の背中とおなかに手を当てた。昨年11月には宴会帰りの地下鉄で、背中に手を回して体に触れたという。
昨年12月に女性職員と外出する際には、「(被害女性と)今から昼下がりの情事に」と区役所内で大声で発言し、その後、自宅近くを通った時に「あれが僕のマンション。来るなら片付けておいたのに」と発言したという。昨年10〜11月ごろにも「東京に連れて帰ろうかな」と日常的に発言していたという。