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'13/9/13

広島おしゃれ 改装の秋



 広島市内の百貨店や商業施設で、秋の改装が相次いでいる。中心部では近く、カジュアル衣料品店「H&M」と、パルコ3館目の「広島ゼロゲート」が開店する。対抗する各店は、広島初の専門店などを誘致し集客力を高める。

 福屋八丁堀本店(中区)は12日、1階の化粧品売り場140平方メートルを11年ぶりに全面改装した。鉱物を使い、幅広い世代に人気の「ベアミネラル」などブランド数は3増えて20になった。

 福屋は「新ブランドで20〜30代の客を増やしたい。周辺の開店ラッシュのにぎわいを取り込む」と説明する。

 広島三越(同)は婦人服の「アマカ」や「ユーバイウンガロ」など7店を14〜20日に順次導入する。子ども向け雑貨や婦人靴の売り場も充実させる。

 紙屋町地区にあるそごう広島店(同)は、「(開業が相次ぐ)八丁堀地区との相乗効果が期待できる」とする。イタリアの高級ブランド「プラダ」が10月19日、新館1、2階で売り場を3倍に広げて改装オープンする。

 天満屋アルパーク店(西区)は9月下旬までに婦人服やエステサロンなど計7店を開店、改装する。

 一方、10月10日に広島ゼロゲートを開くパルコは、既存の広島店(中区)もてこ入れを図る。「都心の30〜40代の大人向け」を強化。本館と新館で計19店が新たに出店し、17店が改装する。

 スウェーデンのカジュアル衣料品店「H&M」は今月21日、パルコ広島店に隣接した中区堀川町に開業する。

【写真説明】全面改装した百貨店の化粧品売り場(広島市中区)




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