契約社員を使い捨て 企業Tとの戦い

某企業Tに雇い止めに遭ってからの労働騒動のまとめ

その後

団体交渉が決裂した後

弁護士さんに相談したのですがこういった雇用契約書の期日改ざんは

企業では当たり前だそうです。

 

こちらには残念ながら物的証拠がなく

実況証拠しかない状態でした。

ブログの内容が証拠になるかとおもいましたが

それもだめでした。

 

弁護士さんいわく

今回の一件は相手の企業もこちらが裁判をしてこない

したとしても勝ち目がないのをわかっているから

こういった対応になったのだろうということでした。

裁判をすることも考えましたが、

1人で誰にも相談せず、夏の炎天下の中で

あちこち歩き回って、肉体的にも精神的にも

つらい日々だったのでとりあえずは裁判は後で

考えようということにしました。

 

その後、失業保険について

もらえるか微妙だと労働組合の方は

言っていたのですが、ハロワにまでついてきてもらい

前述の雇用契約書をコピーして一緒に

離職票を提出しました。

 

一ヵ月後の初日の説明会では

企業はまだ回答をさけており

私の認定証には番号が振られていない状態でしたが

初回の認定日にようやく企業が会社都合を認め

認定証が発行されました。

 

雇用通知書に更新があると記載していたのが

功を奏したようです。

 

一応、一連の騒動から一ヶ月経って

もう私も過去にしがみつくのはやめようと

私を捨てて、嘘までついた企業のことで

貴重な寿命を使うのは馬鹿らしいと思っていました。

 

でも、この企業はまた去年と同じように

求人を性懲りも泣く掲載していました。

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この右の女性がNさんです。

そして彼の座っている場所が私が仕事をしていた場所です。

写真に写っている人はアルバイトではなく正社員の方です…

アルバイトはおそらく写真の男性だけです。

 

企業にとって契約社員は捨て駒でしかありません。

求人も負の側面までは伝えません。

私はこの企業で働いていたひとりとして

嘘をつかれたことが非常に悲しいです。

 

こういった企業は少ないと思いますが

これから働こうとされている方は

ぜひ気をつけてください。

そして不当解雇に遭ったら

証拠を必ず残すようにしてください。

 

私のような人がひとりでも減るように

祈っています。

 

ブログの拡散、トレバはどんどんお願いします。

 

団体交渉

2013年7月5 午後六時 大阪市某所

 

労働組合の組合員の方に数名ついてきていただき

企業Tと団体交渉する運びになりました。

 

会話の内容については

後日音声データをupしたいと思っています。

 

こちらは私を含め5名、企業Tは弁護士と東京本社で管理部のA、大阪支社の社員2名

 

まず、企業Tが言ったことは

内容証明に書いた事以外に話すことはない

ということでした。

こちらが誤記の説明を受けた覚えはなく

2013年3月13日の昼前に社員TとNから雇い止め通知を

されたと主張しましたが

いっさい質問には答えませんでした。

 

さらに、管理部のAはこの団体交渉で

このようなことを言い出しました。

私が主張している雇用通知書が渡された順番です。

①2012年10月~2012年11月の一ヶ月の試用期間の雇用通知書

②2012年11月~2013年10月までの1年間の雇用通知書

③2012年10月~2013年4月までの雇用通知書(②を破棄するよう言われました)

 

企業Tの主張

①2012年11月~2013年10月までの雇用通知書(誤記なので破棄)

②2012年11月~2013年4月までの半年間の雇用通知書(2012年11月の日付スキャン有)

③2012年10月~2012月11月の一ヶ月の雇用通知書を3月に提出

 

企業Tは雇用通知書の日付のつじつまが

あわないために試用期限の雇用通知書を

最後に提出したと説明してきました。

 

そくざに企業Tは一ヶ月更新の雇用契約なのかと

問いただすと、回答はありませんでした。

ただ一言

 

内容証明に書いてあることがすべてです。」

管理部のAはそう答えました。

 

結局、この団体交渉も破談に終わってしまいました。

内容証明のやりとり2

私の反論書は以下の通りです

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こちらは3月に雇い止めされてショックだったのを覚えているのに

3月に雇い止めをした事実はないと言われたら

こっちも腹がたってきます。

そして企業Tの回答書です。

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企業側の主張はかわりませんでした。

この後、私は労働基準監督署を通して

斡旋を申し込みました。

一回目の話し合いは再調査するということでしたが

二回目の調査でも同じ回答で

上記の内容証明の事実は変わらないという

ことでした。

 

そういうわけで斡旋は破談してしまいました。

労働基準監督署に駆け込んだのが4月18日だったので

それから約2ヶ月経っていました。

次に私は労働組合の門を叩くことにしました。

 

労基の斡旋に強制力はありませんが

団体交渉であれば直接文句が言えます。

自分がうそつき呼ばわりされるとどうしても

やっぱり嫌なものです。

内容証明のやり取り 1

2013年4月15日に雇止めされた私は翌日すぐに

労働基準監督署に出向き雇用通知書3枚と、ことのいきさつを

相談員の方に話しました。

 

私はこの時点で企業に対して

慰謝料や未払いの給与を求めるつもりはなく

あくまでも会社に対して行政から指導が入ればいい

なおかつ第二の被害者を出さないために

なにかしろできないかと思っていました。

 

相談員から言われたことは

企業と斡旋という形で話し合いをしてみたらどうか

ということでした。

 

その前準備として企業に対して不当解雇の異議申し立てを

内容証明書類で郵送することになりました。

労働基準監督署の弁護士さんの無料相談では

半年分の給与よ慰謝料を請求してもいいのではないかと

アドバイスをもらい。もらえればいいという気持ちで

金額を明記しました。

とりあえず、形は請求書という形式で書きました。

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 この請求書に企業Tの管理部Aがこのような回答書を

送ってきました。

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会社が主張するのは

一年契約の雇用通知書は誤記!

3月に雇用止め通知した事実なんてありませーん!

うちの会社の誠実な社員もそう証言してます!

しかもスキャンシステムにも去年の日付で記録されてるし!

第一あんたに説明したしサインも捺印もしているじゃん!

 

ということでした。

私は一応、毎日ブログをつける習慣があったので

その雇い止めをされた日のブログの内容が証拠といえば

証拠になるのですが…

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内容の改ざんができないメッセージ上で一応3月13日に

マイミクさんに相談していたりしました。

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すかさず私も反論書を書きました。

 

三枚の雇用契約書

私は株式会社Tとの間に三枚の雇用通知書をやりとりしました。

 

まず2012年10月に入ってから試用期間として

一ヶ月間の雇用通知書をもらいサインしています。

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そして一ヶ月過ぎた頃に

男性社員のTから一年契約の雇用通知書をもらいました。

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この時期に私は各種手続きのため11月16日に健康診断に行っています。

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その後…一年契約で雇用されると

思っていたのですが

 

2013年3月13日

女性社員のN男性社員のT

作業中に突然呼び出されました。

場所は会議室などではなく倉庫の前の

人取りのないうす暗い廊下でした。

 

二人に取り囲まれた状態で

男性社員のTから

「仕事がないから雇い止めにしたいんだけど」

と突然宣告され、

「はい」と言わなければその場から逃げられない

ような状況におかれました。

私は怖くなり了承してしまいました…

今思えばこの時点で証拠を写真で残しておくべきだったと

後悔しています。

そして女性社員Nからこの雇用通知書を渡されました。

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この書類を書いたのは2013年3月13日であって

2012年の11月8日に私はサインしたことはありません。

女性社員Nが私にその日付で書くように指示しました。

この時に、私は二番目の雇用通知書が誤記であるとの説明は

一切受けていません。

 

 

しかし、会社が提出した内容証明には以下のように

書いてありました。

 

最初に2番目の雇用通最知書を渡し、

次に誤記だと気がついて私にその旨を説明し

3番目の雇用通知書を渡し、

私が退職する2013年3月に1番目の雇用通知書を

渡したと説明してきました。

 

この説明を聞き

どう判断されるかは見ている方に任せます。

私はこの企業と争うつもりも誹謗中傷するつもりも

ありません。ただ会社側はこのように説明しており

私が貰った雇用通知書の順番と明らかに食い違っている

のが事実です。

契約社員を使い捨てる  実録 株式会社T との戦い

はじめに

私は2012年の10月から大阪にある建設コンサルタント会社T

一年間という契約で雇用契約を結びました。

しかし、2013年4月にこの会社は仕事が減ったという理由で突然

雇用契約を半年に変更し

当初から半年契約であったかのように雇用契約書を作りそれを

私に2012年の11月の時点で合意したと日付を無理やり書かせサインさせました。

 

最初から一年雇用を期待していたこちらは会社のこういった横暴が許せず

2013年4月に内容証明を送り、労働基準監督署

斡旋を申し入れましたが会社は

最初の一年間の雇用契約書は誤記

であると

回答し、結局斡旋による問題解決は却下されました。

 

それでも我慢できずに西区労働組合に加入し

2013年6月に団体交渉にて会社の役員の方々と話し合いになりましたが

向こう側は誤記であったという主張を覆さず

もともと半年雇用だったのに私が勘違いしているという

主張をされました。結局団体交渉も不発に終わってしまいました。

 

弁護士さんに相談したところ

企業側が雇用契約書の期日を改変することはザラにあることらしく

雇用契約書にサインしてしまった以上は裁判でも勝てる見込みはなく

かかった費用も取り返せないだろうということでした。

 

しかし、ここで食い下がると

私と同じ目に遭う第二の被害者が

現れる可能性があります。

2013年9月11日現在、この企業はまったく

同じ内容の求人で棒アルバイトサイトFに広告を出しています。

 

この企業を誹謗中傷するつもりはありません。

私は多くの人に私が体験したことをありのまま

資料も加えてこの場で公開します。

 

私の体験を無駄にしないためにも

ここに記しておきたいと思います。