核施設のサイバー対策強化求める IAEA、新計画を採択【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)定例理事会は12日、世界中で高まる核テロの脅威に対応するため、原発など核施設へのサイバー攻撃対策を強化することを盛り込んだ2014~17年の「核セキュリティー計画」を採択した。 核テロをめぐっては核施設の破壊や核物質の盗難のほか、コンピューターの遠隔操作で核情報が流出したり、制御システムが壊されたりする危険も出ている。IAEAはサイバー被害防止に向けた指針作りを進めるなど、世界の核保安体制の改善を目指す。 【共同通信】
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