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経済
8月の都心オフィス空室率改善
2013.9.12 21:40
賃貸オフィス仲介業の三鬼商事が12日発表した8月末時点のオフィス平均空室率は、東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)が前月比0.13ポイント低下の8.16%だった。2カ月連続で改善し、平成21年12月(8.09%)以来、3年8カ月ぶりの低水準。同社は「大型解約の動きが少なかった」と分析、空室率の悪化は底打ちしたとの認識を示す。
坪当たりの平均賃料は前月比0.26%(42円)低下の1万6268円。昨年7月以来、14カ月連続の下落となったが、下げ幅は縮小した。2020年東京五輪の開催が決まり、市場では「五輪の経済効果でオフィス実需の底上げにも期待がかかる」(三幸エステート)との声が出ている。
空室率は大阪地区も前月比0.35ポイント低下の10.30%、名古屋地区も0.03ポイント低下の9.99%で、いずれも改善傾向が続いている。
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