ダドリーNY連銀総裁:店頭デリバティブの監督措置は不十分
9月12日(ブルームバーグ):ニューヨーク連銀のダドリー総裁は、店頭(OTC)デリバティブ(金融派生商品)の監督を向上させるペースは遅過ぎると指摘、監督当局の措置は金融システムのリスクを抑制するのに「十分ではない」可能性があると述べた。
ダドリー総裁は12日、パリでの講演で「当局が他の分野で達成できるであろうことに比べると、この分野ではそれに届かない著しいリスクがある」と発言。
総裁は「重要なのはOTCデリバティブの標準化や中央決済、あるいはトレードレポジトリーの活用それ自体ではなく、こうした取り組みから導かれる結果だ」と続けた。
原題:Dudley Sees Risk Regulators ‘Fall Short’ on OTCDerivatives(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Caroline Salas Gage csalas1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chris Wellisz cwellisz@bloomberg.net
更新日時: 2013/09/13 00:47 JSTニュース一覧
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