事件執行の死刑囚、拘置所内で自殺未遂 失敗に「残念でならない」2013.9.12 20:42

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執行の死刑囚、拘置所内で自殺未遂 失敗に「残念でならない」

2013.9.12 20:42 死刑制度
東京拘置所

東京拘置所

 12日に死刑が執行された熊谷徳久死刑囚(73)は、死刑廃止団体が平成23年に行った確定死刑囚へのアンケートに対し、東京拘置所内で自殺を図って失敗したことを明かし、「残念でならない」と心境をつづっていた。

 熊谷死刑囚は23年3月に脱走を企てたが、職員を傷つけたために懲罰を受けた。3カ月後の6月には、金属製の老眼鏡フレームを使って胸を突き、自殺を企てたが失敗したという。

 アンケートで熊谷死刑囚は、「骨と骨の間に1センチぐらい刺さるが、あと一押しがなく生きている。眼鏡がなく(アンケートを)書くのがやっとだ」と記していた。

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熊谷徳久死刑囚が駅員を銃撃した東京メトロ渋谷駅の現場付近を調べる捜査員=2004年6月
死刑施行に関して記者会見する谷垣法相=12日午前、法務省

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