EM団子:カブトガニ生息できる美しい海に 浄化へ、港に那波小児童−−相生 /兵庫
毎日新聞 2013年09月12日 地方版
カブトガニが生息できる美しい海にしようと、相生市那波本町の市立那波小(勝谷秀史校長)の児童たちが7日、水質浄化に効果があるとされる「EM(有用微生物群)団子」約7000個を学校近くの那波港にまいた、那波小提供。
年1回団子を投入しており、今回で8回目。自然保護グループ・相生湾自然再生学習会議(月岡貞康代表)が土とEM菌を混ぜた材料を用意。2週間前に児童たちがテニスボール大に丸めて団子を作り、準備していた。
この日は岸壁に一列に並び、団子を次々に投げ入れた。3年の柴田遼君(9)は「おじいちゃんたちから以前はカブトガニもいたという話を聞いた。カブトガニが戻ってくるといいなあ」と話していた。【小泉邦夫】
〔播磨・姫路版〕