'13/9/10
柳井ポートビル11月にも解体
柳井市の井原健太郎市長は9日、この日開会した市議会本会議で、同市柳井の山口県営柳井ポートビルについて、来年度中の完成を目指して11月にも解体が始まる見通しを示した。市は事業主体の県と建て替えの実施設計に入っている。一般質問で明らかにした。
ビルは切符売り場や待合所がある鉄筋2階建て延べ約750平方メートル。柳井港フェリー乗り場にあり、1968年に設立されたが、老朽化し、耐震強度も不足していた。計画ではこれを取り壊して鉄筋平屋約450平方メートルのビルを建設し、物販スペースも新たに置く。デザインは白壁の町並みを意識し、白を基調とした外壁に黒の腰板を取り付けることも検討されている。
総事業費は約2億2千万円。県は今月下旬にもフェリー事業者などに設計の最終案を提示する方針という。
【写真説明】建て替えを計画している県営柳井ポートビル