ソフトバンク が1兆9800億円借り換えへ スプリント買収資金などで
[東京 12日 ロイター] - ソフトバンク は12日、米携帯電話大手スプリント買収に伴うブリッジローンなどの資金を13日付で借り換えると発表した。総借入限度額は1兆9800億円。
融資に参加するのは、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、ドイツ銀行、クレディ・アグリコル銀行など計24の金融機関。総借入限度額のうち、1兆1000億円を年限5年、8800億円を年限7年と2本に分ける。融資条件は変動金利で、当初は約1.4%の金利を適用する予定。
スプリントの買収資金として昨年末以降、調達した1兆2849億円が12月17日に最終返済日を迎える。このためスプリントの買収資金のほか、一部の既存借入金や系列通信会社イー・アクセスの一部債務の返済に借り換え資金を充てる。
今回の借入契約の締結に伴い発生する諸費用は約340億円の見込み。国際会計基準による連結決算では返済期間にわたって配分されるため、14年3月期には約30億円を金融費用として計上する予定。
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