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地方
セクハラ校長、研修での改善次第 橋下市長会見詳報 大阪
2013.9.13 02:00
12日に行われた大阪市の橋下徹市長の定例記者会見の詳細は次の通り。
【冒頭】
西成区で実施してきた塾代助成事業を全市展開する。利用申請を受け付けているので、対象となる子供を持つ親は手続きを済ませてほしい。中1~3年の7、8割に配布していくイメージで拡大していく。今月上旬に学校を通じて生徒の皆さんに申請書類などを配布しているので、10月15日までに運営事務局あてに送付してほしい。期限を過ぎても申請はできる。対象者にはICチップを内蔵したカードを交付するので、学びたい教育内容を選択して利用してほしい。
【質疑】
--校長がセクハラ行為で処分された。選考で工夫する点は
採用をしっかりやるしかない。人材を選ぶということは難しい。不祥事が起こったら責任ある対応をしないといけないが、採用の段階で「やめろ」と言うのは不可能な話。しっかりやっていくしかない。
--処分された校長が研修後に再び校長として戻ることに反対や疑問がある。校長として資質がないならやめさせるべきではないか
今の時点ではまだ早い。研修が終わったときの状況を見てもいいのではないか。ワンチャンスを与えられない事案ではないと思う。この校長はこれまで取り上げられなかったさまざまな(教育委員会の)隠蔽(いんぺい)体質を変えようという強い意志を持っていたことも間違いない。研修で(改善が)不可能だったらやめてもらう。日本社会全体のことを考えたら、社会にはもっと許容性があり、失敗は厳しく批判するが、何から何まで全否定はしない。
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