やったっていう気持ちはありながらも、正直驚いた。
計画したとはいえ、その事実は正直15歳の私が受け止めるには少し荷が重かった。
だって、まだまだ子供だし、一人じゃどうすることも出来ない。
妊娠したってどう生めばいいのか、
生むのにはやっぱりそれ相応のお金が必要だし。
親の助けを借りなければいけないのは明白だったけど、
そのためには、せめてお母さんには妊娠の事実を打ち明けなければいけなかった。
生理が来なくなってしばらくの間はすっごい悩んだ。
まだ子供なのに、妊娠なんて、
お母さんに対して後ろめたい気持ちもあったし
「何やってるの!」って怒られるんじゃないかとか、「そんな子に育てた覚えはない」って泣かれることも覚悟したし。
けど、悩んでる間もお腹の子供はどんどん育って行くし、悩んでも始まらない。
タイミングを見計らってお母さんと二人きりになったタイミングに
「話があるんだ」って言って打ち明けた。
でもシリアスに言うのは、恥ずかしかったから、
「おかん。私妊娠したかも」って、本当に軽い口調でカミングアウト。
次の瞬間お母さんの口から出てきたのは。
「えーマジ????じゃあ病院いかなきゃじゃんー」って。
攻める言葉も理由も怒る事もなく、ただそれだけ。
正直拍子抜け。
お母さんってこんな軽いんだって。笑
でも、そんなお母さんに救われた。
こんなんだったらもっと早くに言えば良かったって。
お母さんには感謝だね。
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