日本政府、満州事変の日に中国ハッカー攻撃を警戒

   ９月１８日は日本の満州への攻撃の端緒を開いた１９３１年の満州事変から８２年目にあたることから、この日にサイバー攻撃が行われるのではないかと危惧されている。中国のハッカー集団「中国紅客連盟」はインターネットを通じて、９月１８日に内閣官房、最高裁判所ほか、数箇所の省庁のサイトを攻撃するよう呼びかけていることから、日本政府は警察および安全保障委員会に対し、ハッカー攻撃をかわすため、万全を尽くすよう指示を出した。

   政府の発表では昨１２年一年間にハッカー攻撃を受けた国の組織は１９。サイトの内容が改ざんされ、アクセス不能となるなどの事態が発生している。６月に行われた政府の発表では、政府機関が受けたウィルス被害の６割以上が中国からのもので、中国語のコンピューターを通じて作成されたものであることがわかっている。

   リアノーボスチ通信