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最終更新:2013年9月11日(水) 14時21分

韓国で原発めぐる不正、元政府高官ら97人起訴

 韓国の検察当局は、原子力発電所をめぐる不正にからみ元政府高官を含む97人を起訴したことを明らかにしました。

 起訴されたのは原発事業を管轄する省庁の元次官を含む97人です。元次官は原発を運営する「韓国水力原子力」の元社長から、原発政策を自分の会社に有利なものにしてもらう見返りとして賄賂を受け取った罪などで起訴されました。また複数の原発で安全設備に使われる制御ケーブルの品質証明書が偽造され、不良品が使われた事件でも「韓国水力原子力」の幹部や取引業者ら多くの関係者が起訴されています。

 こうした不正によって原発が稼働停止に追い込まれる事態となったことを受け、韓国政府は「原発の不正との戦争」という言葉を掲げ、厳しい姿勢で臨んでいます。(11日13:31)

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