高性能レーダー受け入れへ09月10日 07時33分
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日米両政府が京都府京丹後市に配備を検討しているアメリカ軍の高性能レーダーについて、京丹後市の中山泰市長は、地元住民の不安の払拭に向けた防衛省の姿勢が確認できれば、配備を受け入れる方針です。
日米両政府は、北朝鮮のミサイルの追尾が可能な「Xバンドレーダー」と呼ばれるアメリカ軍の高性能レーダーを京丹後市にある航空自衛隊の経ヶ岬分屯基地に配備することを検討しています。
こうしたなかで、京丹後市の中山泰市長は10日、京都府の山田知事とともに防衛省を訪れ、小野寺防衛大臣と配備計画をめぐって意見を交わすことにしています。
このなかで、中山市長は、地元の住民から出されているレーダーの配備に伴う事件や事故、それに、健康被害への不安を訴える声を受けた防衛省の対応をただしたい考えです。
そして、中山市長としては、住民の不安の払拭に向けた姿勢が確認できれば、配備を受け入れる方針です。
一方、京都府の山田知事も、地元の意向を尊重したいとしていることから、中山市長の意向を踏まえて、対応するものとみられます。