滋賀県の琵琶湖大橋周辺で突如開始された、youtubeの人気投稿者シバターと、ピアキャスの人気配信者やすひろのリアル鬼ごっこ。

琵琶湖大橋の両端にちょうど二人が位置している状況で、果たしてやすひろはシバターの魔の手から逃れることはできたのだろうか。

(前編の記事はこちら。　16:30時点で、二人は琵琶湖大橋の両端にいる状態。)

やすくんは、ピエリ守山のガラガラに空いている駐車場で奇行した後、

ショッピングセンターのトイレに篭り、震えている様子を撮影してツイッターでつぶやいた。やすくんの顔は、迫りくるシバターに怯えているようだった。

トイレでひとしきり震えた後、ニコニコ生放送で配信を開始するやすくん。(http://live.nicovideo.jp/watch/lv151890507)

タイトルは｢シバターこないで！｣。日曜日にも関わらずほぼ無人、廃墟と化しているショッピングセンター、ピエリ守山を徘徊しはじめた。

2ｃｈでもおなじみになった、過疎と化した大型モール・ピエリ守山。ありとあらゆる店舗が撤退、閉店してしまっている。

やす　｢ここも閉店してる。長年のご愛顧(ごあいがん、と誤読)ありがとうございました。って。｣

カメラの前でシャドーボクシングを開始するやすくん。

ガオの顔面に右ストレート！！と絶叫し、シバターに対する敵意をむき出しにする彼だったが、あいにく電波状況が悪いため静止画放送となっており、徒労に終わった。

土下座でもしてもらいましょうか pic.twitter.com/dOsRq8obFz

— プロレスリング シバター (@jtshibata3) September 8, 2013

一方、こちらはやすひろを捕まえようとしているシバター。

やすくんがピエリ守山ではしゃいでいる間に、どうやらピエリ守山の前まで到着していたようだ。その顔は、完全に追跡者のそれである。

(17:00　やすひろ、とうとうシバターに追いつかれる)

ショッピングモール内は電波が悪いため、安定して通信ができる屋上に逃げ込んだやすひろ。屋上で座り込み、シバターの動向を探っていた。

ピエリ守山は、屋上まで廃墟であった。誰もいない屋上で、1人声をあげ続けるやすくん。逃げた場所が悪かったのか、完全に追い詰められている。

やす　｢まさか来ないよねー？てか本当に会いたくないから逃ーげよっと。｣

そう言ったと思ったら、やすくんは屋上に通じているエレベーターに乗り込んだ。あせっているのだろうか、ボタンを連打している。

ここでニコ生を見ているリスナーが、｢シバターは帰った｣と、嘘情報をやすひろに提供。

エレベーターの中に入ったやすくん。コマネチポーズを決めている彼は、シバターから逃れられたと思い込んでおり、どことなく余裕を見せていた。ポーズを決め、シバターに対して高らかに勝利宣言を行った。

しかし、この選択が、彼の運命を決めてしまったのである。

絶対にゆるさない pic.twitter.com/yPOtIK804N

— プロレスリング シバター (@jtshibata3) September 8, 2013

ちょうど同じころ、追跡者シバターはピエリ守山のエレベーターの前から定時報告。絶対に許さない、どうしてもやすひろを逃したくねぇという気合が溢れていた。

片側のエレベーターの階層表示はR(屋上)。そしてその屋上から降下してくるエレベーター。これは･･･。

そしてここに、配信の神様とも言える、ある種の奇跡が起きてしまったのである。

やす　｢いや～会いたかったな。(シバターめ、)俺に恐れをなして逃げやがったか。ヒャーッハッハッハ！！ま、帰ったなら仕方ないか。いやー｣

｢ﾁﾝｯ｣　｢１階です｣

！？

ドアが開いた瞬間、そこには悪い顔をしたシバターが立っていたのだ。

やすくんは、シバターの急な襲来に本気で焦ったようで、何か必死に行動している音とその荒い息遣いが配信からは漏れ伝わっていた。

電波状況が悪く画像はこのまま止まってしまっているが、シバターの何ともいえない表情がまた笑いを誘っていた。

しばらくしてやすくんの糞回線が復活。画面が表示されたと思ったら、

やすくんという名のラグビーボールが、ピエリ守山という誰もいないフィールドを猛然と駆け回っていました。シバターという猛獣から逃れるために。

この楽しそうな表情のまま、またしてもバッファが発生。リスナー達はしばらくやすくんの顔を肴にしていました。

ぜーぜーと息を切らしながら、シバターから全力疾走。ひたすら逃げるやすひろ。

一旦ピエリ守山の外まで逃げ切ったやすひろ。シバターから本気で逃げるために、居場所を隠して足元しか写さないやすくん。

左足のかかと、多分ひびはいってる。サンマルクで休憩します

— プロレスリング シバター (@jtshibata3) September 8, 2013

この足じゃやすくん捕まえられないので諦めます…

— プロレスリング シバター (@jtshibata3) September 8, 2013

一方シバターはというと、足を怪我しておりやすひろを追いかけられない状況なので一旦追跡を断念。

一段落した17:30頃、やすひろがUstreamから配信を開始。エレベーターで一体何があったのかを説明してくれた。(http://www.ustream.tv/channel/taiyouzoku1)

やす　｢屋上から1階まで降りて、エレベーターのドアが開いたらいきなりシバターが目の前に立ってた。｣

やす　｢エレベーターの閉ボタンを押したら、シバターがドアを手で押さえて無理やり開けた｣

やす　｢シバターの横をすり抜けて、俺とシバターがダッシュ勝負。｣

やす　｢一度ピエリ守山の外まで出て、俺は外の階段に登ってやり過ごした｣

やす　｢シバターはビデオカメラを回してたから、たぶん帰ったら見れるわ｣

ほとんど誰もいないショッピングセンターの中で、大声を出すやすくん。珍しくすれ違った子供連れの男性、子供2人に変な視線を向けられていた。

そして大声で無断撮影(配信)を行っていた結果、警備員さんに見つかり注意され配信は終了。

18時。とぼとぼと家路を行くやすくん。タクシー乗り場を歩いていたのだが、

あー。１階駐車場のAの近くにあるタクシー乗り場は、電話で呼ばなきゃこないのかー。今から呼んで何分で来るだろうタクシー。早めに来てくれるといいなあ

— プロレスリング シバター (@jtshibata3) September 8, 2013

シバターがタクシー乗り場にいるとツイッターで呟いていたため、彼にちょっかいをかけようと探し始めるやすひろ。

そんなやすひろの姿を、

なんじゃありゃ pic.twitter.com/BpcMmu0A7S

— プロレスリング シバター (@jtshibata3) September 8, 2013

シバターが激写していた。

やすくんは、シバターから写メられているという情報を元に、現在シバターがいるらしいバス乗り場まで走って移動。

シバターを見つけたやすくんは、｢あれぇ～シバターさんもう帰っちゃうの～？｣と煽るのだが、ちょうどいいタイミングでバスが到着。

シバターは｢帰るよ｣と一言言い残し、すぐバスに乗り込んだ。

やす　｢仕方ないですねぇ～また来てくださいよぉ～？｣

こうして、1人ピエリ守山に取り残されるやすくん。

バスの外でファッキューポーズをしているやすくんを、醒めた目で見つめるシバター。

しかしシバターは、やすひろに気をとられていたのか、逆方向のバスに間違えて乗車してしまったのだ。最後の最後、やすひろの奇行によって顔を歪まされてしまう結果となった。

あまりに短距離の乗車だったため、バスの運転手は｢ここで降りはんの？｣と驚いていた。

ガチで家族が温泉に行ってるから徒歩で帰るん(´Д` )

— (　´Д｀) (@yuugi210) September 8, 2013

 やや満たされたやすひろは、この後来た道を徒歩で帰宅。今日は家族が全員旅行に行っているため、迎えの車を呼ぶことができないのだ。

相当テンションがハイになっていたのか、ランニングしている人を走って追いかけたり、

周囲に人がいるにも関わらず、またしても大声で配信者うなさんの悪口を言うやすひろ。ゴリラを放流する、等と吹聴していた。彼女に彼氏ができたということが相当悔しいのだろうか。

琵琶湖大橋に差し掛かる頃には、あたりはすでに真っ暗に。

休憩地帯のベンチに座って一休みしたやすくんは、｢もう配信やめる｣｢仕事をして立派な人間になる｣と、オペラ風に歌いながら宣言。

ここで本日の長い長い一日の配信を終了した。

シバターとの鬼ごっこに一日を費やしストレスを発散したやすくん。今日は帰ったら筋肉痛だね。

(シバターとやすひろのリアル鬼ごっこ配信　前編はこっち→クリック)