トップページスポーツニュース一覧野球部員家族から現金で処分
ニュース詳細

野球部員家族から現金で処分
9月10日 21時3分

日本学生野球協会は10日、高校や大学の野球部で起きた不祥事の処分を決める審査室会議を開き、部員の家族から現金などを受け取っていたとして、和歌山の高野山高校の元監督を1年間の謹慎処分としました。

1年間の謹慎処分を受けたのは、和歌山の高野山高校野球部の54歳の元監督です。
日本学生野球協会によりますと、元監督は監督だった去年5月からことし4月にかけて、部員の家族から「チームのために使ってほしい」として、合わせて現金15万円を受け取っていたほか、ETCカードを渡されて公費を使った出張の際などに使用していたということです。
また会議では長野県の上田東高校の46歳の元監督に対し、2年前、当時の部員19人に対し、試合でミスをした際などに、バットでたたいたり蹴ったりしていたとして、2年間の謹慎処分を決めました。日本学生野球協会によりますと、この元監督は、暴力的な指導が以前から常習化していたとみられるということです。
このほか合わせて8つの高校の指導者が、部員への暴力行為で謹慎処分となりました。
また、ことし春のセンバツに出場した三重の菰野高校が3か月間の対外試合禁止、去年夏の甲子園に出場した広島工業が、1か月間の対外試合禁止処分となりました。いずれも部員同士の暴力行為が理由で、2校ともすでに秋の県大会の出場を辞退し来年春のセンバツ高校野球に出場できる可能性はなくなっています。

[関連ニュース]
k10014437651000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ