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東京で復興支援の東北物産展9月11日 13時37分
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東日本大震災から2年半になる11日、復興を支援しようと東北地方の特産品を集めた物産展が東京のデパートで始まりました。
この物産展は東京・中央区の「日本橋高島屋」が開き、会場には、東北6県特産の水産加工品や郷土料理などを販売する80余りのブースが並んでいます。
このうち、原発事故の影響で福島市などで避難生活を続けている農家の女性の団体は、ふるさとの味を忘れないよう商品化した「小じゃがのみそ炒め」などの郷土料理を販売しています。
飯舘村から避難している渡邊とみ子さんは、「これまでの支援に感謝の気持ちを込めて販売しています」と話していました。
また、宮城県石巻市の水産加工会社は、養殖かきのくん製などを販売していますが、津波で工場が被害を受けたうえ、かきの水揚げが減って仕入れに苦労しているということです。
担当者は「味や品質は震災前と変わらないので多くの人に食べてほしい」と話していました。
このほか、岩手県久慈市の郷土料理店は、NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」でもおなじみのクルミや黒砂糖入りのだんごをだし汁で煮込んだ「まめぶ汁」をその場で料理して販売していました。
会場には根本復興大臣も訪れ、試食しながら出展者を激励していました。
この物産展は、今月16日まで開かれています。
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